映画「コレリ大尉のマンドリン」
captain Corelli's mandolin 2001年 アメリカ |
長いのに全然飽きさせることの無い映画でした。テンポもゆったりとしているし大きな事件が続くわけでもないのに不思議な魅力のある作品。
戦争映画のなかにロマンスを上手くからめてて丁寧な作りがかなり好感だし、舞台となってる島も良い感じ。地中海の小島ってなんか独特の魅力があって良いと思う。「マンドリン」とか結構マイナーな楽器は単に大佐の趣味だったのですね。合唱シーンがあったり音楽的にも面白い映画だった。
きれいな人はモテモテで、良い人が現れたら次々と相手を取り替えても全然嫌がられないのよ~みたいなところがやや感じられたけどさ。実生活でもこの映画がきっかけで付き合ったケイジと付き合ったクルスはあっさりとトム・クルーズに乗り換えてたしね。ニコラス・ケイジって全然かっこよくないと思うけど美人の女優さんと色々な恋愛映画に出ているのはなんでだろ~♪
1つかなり大きな不満点を述べると、全ての登場人物が英語を話していること自体、舞台が既にギリシアである為に超不自然なのに、彼等がわざわざギリシア訛り、イタリア訛り、ドイツ訛りの英語で話す意味が全く分からない。一応それらしさを出したいのだろうけどねぇ。こうするなら、夫々の言葉で話して字幕つけた方が映画としてはリアリティが出てよかったと思うのですよ。やたらとニコラス・ケイジのイタリア風英語が耳についたので。
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