映画「パニックルーム」
panic room 2002年 アメリカ |
この映画って、主要人物が両手で余るくらいしか出てこないし、一軒の家しか舞台として登場しないし、ものすごく限られた空間を使っているんだなぁと思い、舞台にできる?などと思いつつもこの脚本と演出は舞台では無理かぁと思ってみたりするのでした。
やはり引っ越してきて1日目っていうのが最大のキーですね。家の構造などをしっかりと把握しきれていないが為にパニック・ルームに振り回されているのですよ。それにしてもあんな大きな家に娘と2人暮らしとは贅沢と言うかなんというか怖くないのかねぇ。最後の方の展開はよめたものの殴るシーン、銃殺するシーンはやはり苦手なのでした。あとは、お金もったいないなぁなどとちょっと思ってみたりして。
カメラワークが面白い!3人組が家に侵入する場面で鍵穴がググーッとズームして、鍵が開くとまたググーッと引くのとかかなり良いですね。ハラハラドキドキ感もあったしなかなか楽しめたのでした。
フィンチャー作品はテーマが苦手そうで見ていない「ファイトクラブ」以外は全て見ているっぽいです。1番好きなのは「ゲーム」ですかね。
ジョディ・フォスターはいつ見ても素敵ですね。序盤は子供に叱られたりと離婚間もなく精神的に不安定なちょっと頼りなさげな母親だったものの、後半ではしっかりと強い母親に変わってましたね。この映画、もともとはニコール・キッドマンで撮る予定だったらしいですけど、ジョディの方が素敵です☆1番好きな女優の1人ですよ。高校くらいのときは「好きな芸能人はジョディ・フォスターとロビン・ウィリアムズです」などと言っていたものです。
ジョディ映画は「アンナと王様」でその知的な美しさに惚れ惚れし、「ネル」で自然に溶け込む様にため息をつき、「マーヴェリック」で一緒にワクワクし、「ジャック・サマースビー」で心を動かされ、「羊達の沈黙」で一緒にドキドキ謎解きして、「タクシー・ドライバー」で天才子役っぷりに感心ですかね。
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