映画「フィッシャー・キング」
the fisher king 1991年 アメリカ |
モンティ・パイソンでおなじみのテリー・ギリアム監督のロビン・ウィリアムス主演作品。
不用意な発言から惨殺な大量殺人を起こすきっかけを作ってしまった元ラジオの人気DJが、1人のホームレスと出会うことで生きる意味を見出していく。実はこのホームレスは妻を件の事件で失って以来精神に異常をきたした大学教授であったという設定。
で、ロビンの演じるホームレスがとにかく生き生きとしていて魅力的なのですよ。彼はファンタジーの世界に生きていて、ニューヨークの町の中を「フック」さながらに駆け回る。この役は彼にしかできないでしょうね。
あと、現代ニューヨークをファンタジーの舞台にしてしまったギリアムの腕も流石!苦しい過去の思い出から逃避するために夢の世界で生きるロビン・ウィリアムスの見ているニューヨークはコンクリートジャングルではないらしい。こんなワクワクのつまったファンタジーの舞台がNYだってのは本当に素晴らしい。
あと「ムーラン・ルージュ」を髣髴とさせる駅でのダンスシーンはとても素敵だった。
中華料理屋での食事シーンなど微笑ましい場面の多い映画でした。
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