映画「花嫁の父」
father of the bride 1950年 アメリカ |
昼にBSでやっていたのを見ました。スペンサー・トレイシーとエリザベス・テーラーの映画。「花嫁のパパ」というリメイク作品もありましたが、娘が結婚することになり戸惑う父親を描いた傑作コメディです。
スペンサー・トレイシーって「招かれざる客」でも黒人の結婚相手を連れてきた娘に戸惑う父親を演じていたし、こういう役どころが多いみたいですね。エリザベス・テーラーは18歳とは思えない大人っぽさ。彼女は「若草物語」とか若い頃の方が輝いてると思う。内容としては、トレイシーの喜怒哀楽に溢れる演技がとても上手く、脚本もなかなか笑えて、それでいてホロッとさせるような佳作。細かいところまで色々と芸の細かい演出があって多くを語らずとも画面上に色々な小物があるのがいい感じ。特に結婚相手の家に行くシーンが面白かった☆
白黒映画ってデジタル加工技術の進歩で昔よりもずっと画面が綺麗で見やすくなったと思う。音質がザーザーするのだけは直らないみたいだけど。
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