映画「猟奇的な彼女」
엽기적인 그녀 2002年 韓国 |
ちょっと前にブームになっていた映画です。やっぱり同じ文化圏だと共感できる点も多いです。
偶然に地下鉄の中で出会った、曲がったことが大嫌いな超我侭女と、小さいときは自分を女の子だと思っていたというウジウジ言いなりお人よし男の物語。ラストはなるほどね~という見事なまとまり方でしたし、コメディも十分楽しめたし、主演の女優さんが段々可愛く見えてくるしで素敵な映画でした。
弱い自分を隠すために強がってるとか言うレベルを超えた彼女の暴れっぷりが面白かったですね。自分はこういう人はちょっと苦手ですけど。「カノン」の使い方もよかった。やっぱり世間の人は強がってる女の子がちょと弱みを見せるとかそういうのが好きなんですかねぇ。ハリウッドリメイクが決定してるらしいですけど、この映画はやっぱり儒教の文化の中でこそのコメディだと思うんですよね。どうなんでしょう。
色々と気が付いた韓国文化。
電車の中の雰囲気が日本と同じ。出入り口のドアの丸い広告のシールとか。駅の雰囲気もキオスクとかそっくりでした。電車内でお年寄りには席をゆずるっていうのも同じ文化圏だという感じさせてくれました。駅のエスカレーターに、止まる人用と歩く人用で真ん中に仕切りの線があった。
年上に「タメ口」を使うなという部分。これも英語とかだと再現できないですよね。
遊園地の振り子式のバンジージャンプ風アトラクションが無茶苦茶恐そうだった。
韓国も寝るときは布団を床に敷くんですね。
居酒屋のメニューが辛そう。ファーストフードっぽい店なのにファーストじゃない。
授業での代返の場面が日本と同じ。
剣道の認知度が高いらしい。
日本には兵役がなくて良かった。
「冬のソナタ」でも思ったけど、高校の制服が日本と一緒ですよね。男の子の学ランとか。
目上の人とお酒飲むときは横を向くという噂は聞いていたが本当にそうしていた。あと、お酌もしっかりしていましたね。
「夕立」というおそらく韓国人なら誰でも知ってるであろう物語のパロディが分からなかったのが残念。どういうお話なんでしょう。時代劇の戦闘シーンは日本のと同じだったけど。
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