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2003年11月 4日 (火)

「黄泉がえり」 日本

黄泉がえり

黄泉がえり

2003年

日本

こういう邦画の大作ってちょっとした脇役でも見覚えのある人が出てるので、いちいち気になっちゃいますね。テレビっ子だし。「アイフル」のおじさんとか、金八先生の成迫くんとか、「僕の生きる道」のPTAの息子役(「ヤンキー母校にかえる」にも出てる)とか、ダチョウ倶楽部とか、「怪傑熟女」のレギュラーだったとか思ってしまうともう集中できません。

とりわけ、良い役してるのに、田中邦衛と哀川翔は登場しただけで連想されるネタが多くて大変でした。あと気になったのは、1分も登場していない田辺誠一。友情出演とか書かれてなかったけど、これだけの為に出たんですか!?という驚きが。安住アナまで何してるんだかという感じでした。フジっぽい内容だけど(「世にも~」のイメージか。)、TBSの製作なんですね。

さて肝心のストーリーですが、確かに良い話なんですけど、登場人物を多く出して、上述したように看板俳優を多数登場させたために、それぞれが中途半端になってしまっているような印象を受けました。

個人的には主人公たち2人のストーリーよりも、哀川&石田夫妻とか田中&忍足、伊東ファミリーのストーリーのほうが気になってしまいました。そちらをクローズアップした映画だったらもっと(×100)泣けたかも。メインノストーリーは「シックスセンス」っぽかったし。

RUIの歌うシーン。3曲は長いっす。せめて2曲にしてほしかったわ。何気にこの曲のシーンにも感動場面がありましたね。考えていたのと逆でしたけど。

ドラマでじっくりとやったほうが面白くなったかもしれませんね。そうしたらこの豪華キャストももっと生かせたと思いました。結局竹内さんはモテモテで心の底から思ってくれる人がたくさんいてそれはそれは良かったですね。な映画でした。原作と映画はちょっと違うんですよね。原作読んでみようかな。

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