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2004年10月23日 (土)

ミュージカル「ミス・サイゴン」@帝劇

ミュージカル「ミス・サイゴン」@帝劇

今日はミュージカルを鑑賞してきました。「レミゼ」と同じ作詞・作曲によるミュージカルで、「レミゼ」同様に全編全ての台詞が歌になってます。ストーリーは、オペラ「蝶々夫人」をベトナム戦争を舞台に置き換えたもので、戦時下のベトナムでアメリカ兵と恋に落ちた女性キムが主人公。やがて戦争が終わり、アメリカ兵が帰還するとき、キムは彼についていこうとするものの運命の歯車によって2人は引き離される。3年後、キムは彼との間に生まれた子供を育てながら、彼との再会を夢見ていたが、同じ頃、アメリカで暮らす彼には2年前に結婚した妻がいた・・・。というストーリーを主人公キムが勤めるキャバレーをとりしきる男を狂言回しにして語られる。

今日のキャスト、狂言回しの男が市村正規、主人公が松たか子という割と「あたり」なメンバー。市村氏を含め、恋人役の男もその友人も四季出身の方でしたね。そういう意味でもチームワークがあったのかもしれません。役者さんたちがなかなか良い味を出していました。歌うまかったし。市村氏の役は別所哲也とか筧利夫もキャスティングされてるんですけど、今日見た感じだと市村氏以外には考えられません!非常にはまってました。そして一番良いなぁと思ったのは岡幸二郎氏。2幕の一番最初にソロで歌う曲、かなり上手かったです。こんなに満員の劇場であれだけ歌ったら気持ちいいだろうなぁ。松さんは4年暗い前に見た「ラマンチャ」のときよりは格段に上手かったですけど、やはり声量がいまいち足りない気がします。残念。あと、セクシーなシーンはあまり似合わないですね、やっぱり。

このミュージカル、かなりアメリカが悪く描かれていていると思ったらやはりロンドンが初演ですね。いきなりアメリカでこのストーリーは厳しいでしょうからね。主人公は現地妻とその子供ですからねー。割と社会派なストーリー、めくるめくスピーディーな展開、実物大のヘリが舞台上方から飛んでくるスケールの大きさ、そして本当に綺麗なメロディの数々と生で見るミュージカルをどっぷり堪能できた3時間でした。大満足。

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