映画「デイ・アフター・トゥモロー」
「デイ・アフター・トゥモロー」 2003年 アメリカ
こんな時期に超不謹慎な映画ですが、借りてきたのは地震前だったから仕方ありません。地球温暖化で氷山が解けて、世界中を津波が襲い、海流が変化した影響で暖流が北半球に流れ込まなくなり、地球が氷河期に突入というお話。監督は「インディペンデンス・デイ」(←高校のとき映画館で見たけど、今だったら絶対見ないだろうなぁ。)の人でした。
こんな時代なだけに本当にありそうな設定なのが怖いです。CGの使い方が上手で、災害シーンは非常に緊迫感を持ってそれらしく描かれています。ストーリーは気象学者と、病院勤務するその妻、NYの図書館に閉じ込められた息子の3人を中心に描かれていきます。この人間ドラマの部分がちょっと薄いのが難点でしたねー。もはや狼を登場させるのは異常気象とか関係ないしさ。不必要にハラハラ感を叩き売りしてる感じです。まぁ、実際そこでハラハラしたわけですけど・・・。
この手の映画にしては珍しく「アメリカが世界を救った!!」っていう姿勢が見られないのは好感。まぁ、相手が異常気象じゃ戦いようがありませんけどね。「これまでバカにしてきたけど、第3世界の皆さんありがとぅ~」(ネタバレなので反転させてね)っていう大統領演説はこの手の映画としてはかなり頑張りましたね。
こういうパニックもの、自分の中では「ディープ・インパクト」がベストです。「アルマゲドン」よりも断然好きです。でも、ちょっと古い「タワーリングインフェルノ」とか「ポセイドンアドベンチャー」とかもいいですよねー。
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