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2005年2月15日 (火)

「ぼくらのサイテーの夏」 笹生陽子

「ぼくらのサイテーの夏」 笹生陽子 講談社文庫

買ったけど読めてなかった本がたまっています。とりあえず読みやすそうな今月の新刊から。

児童文学の賞を多く受賞した作品のようです。最近、児童文学出身の作家の活躍が目立ちますよね。先日の直木賞とか。このかたも講談社のイチオシみたいです。2ヶ月連続で文庫リリースらしい。

1学期の終わりの日に、階段のより高い段からジャンプすることを競うゲームで骨折してしまう小学生の少年が主人公。彼は、この危険な遊びの罰として別のクラスの少年と2人で夏休みの間のプール掃除をすることになる。主人公は父が単身赴任、兄が引きこもり、一緒に掃除する友人は、妹が発達障害、父の会社がヤバ目という状況で、お互いの家庭の問題などを散りばめつつ、この2人のひと夏を描く。

うーん、悪くは無いんだけど、ものすごく気になることが1つだけありました。この作者さんは恐らく女性なんですけど、男の子のキャラクタ設定が女の子っぽいんですよ。特に男の子同士の会話なのに、まったくそれっぽくないのです。一度そういうのに気づいてしまうと、よっぽどストーリーに惹かれるものが無い限り、気になって仕方なくなります。ストーリー自体は割りと普通だったので・・・。でも全体的にライトなノリなので、児童文学としては読みやすいのかも。

小学6年生の少年達のひと夏の物語と言えば、「夏の庭」が真っ先に浮かびますね。「夏の庭」は結構好きな作品です。読書感想文の課題図書とかになってた気がします。その頃に、感想文とは全く関係なしに読んだんですけどね。

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