映画「キャットウーマン」
「キャットウーマン」 2004年 アメリカ
昨年度最もダメダメだった映画におくられるラジー賞を受賞した作品です。バットマンの中で脇役として登場するキャット・ウーマンを主人公にしたアクション映画。主演のハル・ベリーが好きなのでかなり気になっていた作品です。ストーリーは革命的な化粧品を発表しようとしている化粧品会社で広告のデザインを担当している主人公がふとしたことから、会社の陰謀を知ってしまい、殺されてしまうも、猫によって助けられ、キャット・ウーマンとして蘇るというもの。陰謀がらみのネタと主人公と刑事さんとの恋愛模様が交差して描かれます。
やっぱりハル・ベリーはきれいだなぁというのが見終わった感想。この人、本当に綺麗だと思います。「チョコレート」以来すっかりファンです。ハリウッド女優さんの中では一番綺麗と感じるかも。あと敵役として出てくるシャロン・ストーンも年齢を重ねているのに、綺麗でしたねー。3枚目キャラの主人公のお友達もステキでした。全体的に女性がメインの映画でした。もうこの映画はラジー賞なだけあってつっこみどころ満載なのですが、最大の突っ込みポイントはただのオバサンであるシャロン・ストーンが無茶苦茶強いという点。その強さの秘密とかがもうものすごい設定なのさ。笑っちゃいますよ。このためだけに見るのもありってくらいにシャロン・ストーンがすごいのさ。たまげますよ。
でも、それよりも何よりもこの映画が微妙なのは、ただひたすらに演出が非常に下手だという点かと。脚本もつっこみどころはあるものの、アメコミヒーローものとして割り切れば良いし、出演者も頑張ってるし、それなのに、演出が・・・。まず画面をグルグル動かしすぎて見づらい。そして、妙なCG使いが疲れる。カメラワークもあまり良くないし、戦いのシーンもいまいち迫力に欠けるし。ショットのアングルが微妙なところも多かったし、テンポ悪いし。もっともっと上手に素材を生かせば、普通に良い作品になったろうになぁと思ってしまいました。
ちなみにキャット・ウーマンといえば、ティム・バートン製作のバットマンの2作目に登場したミシェル・ファイファーは良かったですよね~。キャット・ウーマンになるまでの描き方もこの作品よりもずっとずっと魅せてくれたし。バートンのバットマンが好きなだけにこの作品への期待が大きかったんですよね・・・。でもハル・ベリーを見られて幸せだったから満足♪
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