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2005年10月31日 (月)

「ふれるときこえ」 トルネード竜巻

「ふれるときこえ」 トルネード竜巻

先週発売の新譜です。インディーズ時代のミニアルバムからずーっと好きなバンドさんで、今作はメジャーアルバム第2作目。もう、待ってましたといわんばかりに良い内容で嬉しくなってしまいました。

このバンドの特徴は、ノイズのような音の洪水のバックに、高音の女性ボーカルがフワフワと漂うことで作り出される独特の雰囲気だと思います。1つの曲の中で細かく転調を繰り返すことも多くて、それがまた、独特の浮遊感を強調しています。ボーカルとバックが全体で1つの大きなうねり(まさにトルネード竜巻ですな)を作り出しているようなイメージ。前作はメジャー第1弾ということもあり、個人的にはちょっと力が入りすぎてる印象があったのですが、今回は良い意味で力が抜けていて、心地よい仕上がりになっていると感じました。自分の好きなインディーズの2枚目に近い感じ。あと、ポップさが増したかもしれませんね。ボーカルの歌い方もどこか力強くなって前面に出てきた印象です。シングルの「言葉のすきま」と「パークサイドは夢の中」はかなり良いです。言葉の使い方も上手だし、もともと大学のジャズ研のメンバーさん(&軽音のメンバーさんらしい)で作ってることもあって、音の遊び方、ノイズの作り方とかが上手なので、かなりお気に入り。

おまけでPCでPVが見られるようになってるんですけど、編集されてて、フルで見られないのがちょっと残念でした。もう少し高くしていいから、DVDつけてくれればよかったのにな。

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トルネード竜巻「ふれるときこえ」 複雑な曲と遊び心、というイメージだったトルネード竜巻だが、それらからは遠いと思われる「感情」「色気」というキーワードが、このアルバムからは感じられた。 音楽には器楽、声楽とあるわけだが、声楽のほうが遥かに歴史は古く、誤解を恐れず言えば、感情の伝達手段としてみた時に、声楽のほうに圧倒的有利がある。それこそ有史以前から、声で感情を表現することは人間が生きていく上での必須のものであったと考えられるが、それに比べれば、器楽はあまりに歴史が浅い。 インストルメンタルとヴ... [続きを読む]

受信: 2005年11月 3日 (木) 13時37分

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