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2006年1月23日 (月)

映画「50回目のファーストキス」

「50回目のファーストキス」 2004年 アメリカ

舞台はハワイ。水族館で動物の世話をする主人公ヘンリーは、観光客の女性をひっかけては、一夜の情事を楽しむプレイボーイ。彼はある日立ち寄ったカフェで1人の女性ルーシーに一目ぼれ、声をかけて一緒に朝食を楽しむ。その翌日、再びカフェを訪れた彼は、再びルーシーに声をかけるも、返ってきた反応は「あなた誰?」。ルーシーは父の誕生日の日に事故にあって以来、事故の前日までの記憶はあるものの、記憶が1日しか持たなくなってしまい、1晩たつと、その日のことを全て忘れてしまい、毎日が「父の誕生日」である事故当日にリセットされてしまうという状態だった。彼女の家族はそんな彼女を思いやり、ショックを与えてはいけないと、巧妙に小細工をして、毎日、「父の誕生日」を必死に演じており、ヘンリーにも彼女にはかかわらないようにして欲しいと告げる。しかし、彼女のことが忘れられないヘンリーは、毎日、彼女に猛烈にアタックを続けて・・・。というお話。

とっても「博士の愛した数式」(映画は未見ですが)を思い出さずにはいられない設定の映画ですが、こちらはラブコメテイストで仕上げているし、1日分は記憶が持つので、またちょっと違った雰囲気ではないでしょうか。この映画、まず、ハワイを舞台にしたことで、毎日記憶を失う彼女に、自分が記憶喪失であると気づかせないために家族が必死に同じ日を演じるという状況に違和感をなくし(日本みたいに四季があったら無理ですからね)、さらに、リゾートな感じのゆる~い雰囲気が割りと重めの設定を上手く包んでまとめていたように思います。

割と下ネタ系のギャグも多いのですが、記憶障害をコメディにしつつも、彼女をいたわり、録画した同じテレビを毎日一緒に見て、毎日一緒に誕生日を祝い、一緒に同じ映画を見る父と兄の姿や、たとえ毎日記憶が失われるからといっても、何年もの間、それを隠し続ければ、いつの日か年老いた自分を朝鏡で見ることになるのはかわいそうだと、少しでも彼女との間を進歩させようとあの手この手で彼女にアプローチする主人公など、ルーシーに対する限りないまでの愛が詰まった作品で、感動的な場面もちらほらとあって、それほど期待せずに見始めたものの、かなり食い入るように見入ってしまいました。最後はどのようにまとめるのかなぁと思っていたところ、自分の予想は違う方向に転がって、なるほどね~という感じだったし。傑作とまではいえないまでも、よくできた作品だと思うし、見てみて損することはないんじゃないでしょうか。

そうそう、「シックスセンス」をまだ見てなくて、これから見る予定がある人は絶対にこの映画は見ないで下さい。ありえないくらいにネタバレしてます。これって、クレームこなかったのかなぁと心配になるくらいです。

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