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2007年12月31日 (月)

07年いろいろ大賞(映画編)

いろいろ大賞映画部門。

今年は例年と比べると割りと映画館での鑑賞も多かった1年。見た本数は映画館&DVD併せて大体90弱。読書同様に年間100本はなかなか難しいですねぇ。

相変わらずヒット作品をあまり観てない自分でかなり偏りのあるランキングになってしまいました・・・。あと、一応順位をつけてみはしたものの、なんか非常に難しかったです。これぞという抜き出た1本がなかったんですよね。INDEXにつけてる★マークで、★3つ評価の作品が出なかった初めての年かもしれません。

自分の今年最大の映画ニュースは生ウィル・スミスからサインをもらえたことですね!!来年も良い試写会当たるといいなー。

それぞれのタイトル横の(レビュー)から、各作品のレビューにとべます。

07年心に残った映画(07年公開洋画作品)
※あくまで「公開」なのでDVD鑑賞含みます。

1.「ミス・ポター」 (レビュー
ちょっと甘いかなぁという気もしますが・・・。
物足りない部分があったのも確かなんですが、
湖水地方&ピーターラビット贔屓な自分なので。

2.「サンジャックへの道」 レビュー
みんなで語って語って巡礼の旅。笑いも皮肉も感動もたっぷりでした。

3.「善き人のためのソナタ」 (レビュー
深く染み入る人間ドラマ。わずか20年前のことなんですよねぇ。

4.「パンズ・ラビリンス」 (レビュー
現実世界はファンタジー世界よりもずっとずっと恐ろしい。

5.「ドリームガールズ」 (レビュー
見ごたえのあるミュージカル映画でした。
とにかくジェニファ・ハドソンが素晴らしかったです!!

次点.「その名にちなんで」 (レビュー
原作の映画化に意味が感じられる作品でした。
監督の思いがたっぷりと伝わる作品。

次点.「カンバセーションズ」 (レビュー
全編2分割画面にして、2人の会話だけで作られている一風変わった作品。
男はガキいつまでたってもガキらしい。

次点「みえない雲」 レビュー
爽やか青春被爆ドラマ。ギャップがすごい。さすがドイツ映画。

特別賞 「ヘアスプレー」 レビュー
この作品を本当に楽しむためにはやはり、オリジナル版、舞台版と一緒に見たい!それぞれのバージョンに良いところがあります。ストーリー的には今年の映画版が一番まとまってるけど、ミュージカルシーンの演出は舞台版のほうが好きかなぁ。

毎年ずーっとドイツ映画首位が4年ほど続いてたのですがついに今年で連続記録が敗れました。まぁ、でもドイツ映画が2作品入ってるんですが。相変わらず単館公開系強しです。

07年心に残った映画(06年以前公開洋画作品)

1.「スパニッシュ・アパートメント」 (レビュー
  &「ロシアン・ドールズ スパニッシュアパートメント2」 レビュー
多国籍な学生たちがワイワイガヤガヤとルームシェア。
20代前半の騒々しさを非常に上手く描いてます。
5年後を描いた続編も皆の温度感の変化が妙にリアルで面白かった!

2.「奇人たちの晩餐会」 (レビュー
どうしようもなく下らないゆる~い笑いがたまりません。
つっこみまくりたい衝動に駆られますよ。

3.「ヴィレッジ」 (レビュー
「意外な結末」だけが売りの作品なのかと思ってたら、
いやはやとても深く色々なことを考えさせられる作品でした。

4.「マッチポイント」 レビュー
最後の最後までハラハラドキドキでした。

5.「明日へのチケット」 (レビュー
とにかくケン・ローチの作品が大好きです。あ、他の2本も面白かったですよー。

6.「エイミー」 (レビュー
愛すべきキャラクターたちに囲まれて少女は歌う。

7.「愛されるために、ここにる」 (レビュー
しっとりとした大人のための1本。

8.「アメリカン・ピーチパイ」 (レビュー
シェイクスピア「十二夜」の翻案というだけで面白いんだけど
青春映画としてもなかなか良くできていて見所たっぷりでした。

9.「王の男」 (レビュー
各キャラクターの想いが皆それぞれに伝わってくるとても切ない1本でした。

10.「女はみんな生きている」 レビュー
男性としては非常に非常に肩身の狭い1本。

次点.「きみに読む物語」 (レビュー
こちらも長らく食わず嫌いしていた作品ですが、
見てみたら、普通に良い映画でした。古きよき名作の雰囲気があります。
公開時の過剰な宣伝が逆効果になってる気がするもったいない作品。

なんか順位付けが難しいなぁ・・・。この順位は明日には変わってるかもね。
割とバラエティに富んだラインナップですが、なんとなく食わず嫌いで見ていなかった作品が実は面白かった的なものが多いですねー。

07年公開作品とあわせて、今年は仏映画に当たりが多い1年だったように思います。

07年心に残った映画(邦画作品)

「めがね」 (レビュー
今年は邦画の本数がとても少なかったのですが、その中でも唯一の劇場鑑賞作品。
映画館でたっぷりとたそがれてきました。

07年心に残ったミュージカルシーン

「ウィンターソング」 レビュー
今年は「ヘアスプレー」も「ドリームガールズ」もあったんですが、
ミュージカルシーン単体で選ぶと、DVDで観た
この作品のミュージカルシーンは抜群に素晴らしかったです。
作品自体はそれほどでも・・・という感じなんですが、
特にオープニングは必見!!中国映画あなどれません。

07年心に残った映画俳優

ジェニファ・ハドソン from 「ドリーム・ガールズ」 
映画館で鑑賞して、完全に彼女の発するオーラにみせられてしまいました。
映画を観て、こんなにワクワクさせられた新人は初めてかも。

07年心に残ったコメディムービー 

「コンフェッティ 仰天!結婚コンテスト」 (レビュー
いかにも英国的な笑いがツボにはまりまくり。
DVDの仕様までおい!と突っ込まずにはいられないのが最高です。

07年心に残ったアニメーション

「王と鳥」 (レビュー
実は王様がとても可哀想な作品だと思います。
古さを全く感じさせない名作。

「ウォレスとグルミット野菜畑で大ピンチ」 (レビュー
85分ずーっと楽しめる超一級のエンターテイメント大作!

「時をかける少女」 (レビュー
「高校生の夏の日」が凝縮された爽やかな1本。

お、珍しくディズニー作品をランクインさせてない!
映像では「秒速5センチメートル」のPVっぽい部分はかなり好きでした。

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コメント

こちらにもお邪魔します。
2007年に心に残った作品をあれこれ考えていて、
結局、『ドリームガールズ』も『ヘアスプレー』ももれてしまいました^^;
でも、タイプは違うけれど、圧倒的な迫力で、がっつり楽しめたミュージカルが
1年に2本もあったことを改めて感じました。
近くで公開がなかった(DVDもレンタルを置いてなかったり…泣)もたくさんありますが、
ANDREさんがチョイスされた作品を、また何らかの形で観たいと思います。

いろいろ大賞、どれも楽しかったです。
わたしも「書籍編」が書けるように、今年は読書をもう少し増やしたいです。

投稿: 悠雅 | 2008年1月 1日 (火) 21時28分

>悠雅さん

そうなんですよ!
僕も「ヘアスプレー」がもれてしまったので、
「特別賞」とか苦肉の策で作ってしまいました。
ミュージカル部門を作ったのに、全然違う映画を入れてしまったし・・・。

うちの近所のレンタル店も決して品揃えが良いわけではないので、
劇場鑑賞をうまいことスケジュールに入れられるように
頑張ってるのですが、なかなか大変です。

他のいろいろ大賞もご覧くださったようでどうもありがとうございます。
頑張って更新した甲斐があります。

投稿: ANDRE | 2008年1月 2日 (水) 01時24分

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