映画「初雪の恋 ヴァージン・スノー」
初雪の恋 ヴァージン・スノー 2007年 日本・韓国 |
数年前にテレビのドラマで見て以来、宮崎あおいの演技にぞっこんなんですが、彼女が活動の拠点にしている映画作品は実はそれほど観ていません。そんなわけで、何か観てみようと思って選んだ1本。あ、大河にほうも適当に見てますよ。
韓国から日本に滞在することになった陶芸家の父について京都にやってきたミン(イ・ジョンギ)は、偶然立ち寄った神社の境内で出会った少女七重(宮崎あおい)に一目惚れしてしまう。やがて、ミンは日本の高校に通い始めるが、七重が同じ高校に通っていることを知り、彼女に積極的にアプローチしていくのだが・・・。という物語。
えっと、感想書かなきゃダメですかね・・・。
監督が韓国人で、脚本が日本人と、スタッフも日韓合同チームになっているんですが、京都の町の映し方が外国人受けするような、これぞ「JAPAN」だという雰囲気の映像だったのが印象的です。結構京都の色々な場所が出てくるので、観光案内的にはとても良い作品だと思います。
イ・ジョンギは「王の男」での艶っぽい演技が記憶に新しいのですが、今回は韓国の現代っ子ということで、またちょっと違った雰囲気。宮崎あおいは相変わらず色々と上手い。主演2人が強すぎて、結局そればっかりの作品になってしまっていたように思います。
で、ストーリーに関してですが、うん、特に言うことは・・・。これだけの筋で1時間40分描いたことがスゴイなぁと思います。もうちょっと事件とか悲劇とかを盛り込んでくるかと思ったのに、それっぽい要素のところは結局ぼかしちゃって、あまりにストレートに2人話だけだったからなぁ。しかもそれもど真ん中すぎるくらいにストレートな部分だけだし。
あと、主演2人、さすがに高校生はちょっとギリギリかなぁって雰囲気でしたね・・・。
あとは、日韓の文化の違いとか、共通点とかを見られたのはなかなか面白かったかな。
今度はもっと硬派な感じの宮崎作品を観てみようっと。
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