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2008年2月 4日 (月)

映画「トスカーナの休日」

トスカーナの休日

under the Tuscan sun

2003年

イタリア、アメリカ

どこか忘れてしまったんですが、良い作品だという話をちょっと耳にしたのが残っていて、見てみたかった作品です。

主人公は作家のフランシス(ダイン・レイン)。夫と離婚し失意の彼女に、友人のパティが自分が行く予定だったがいけなくなってしまったイタリアのツアー旅行に代わりに行くように勧め、フランシスはイタリアへと傷心旅行へ出かける。ツアー中訪れたトスカーナで、運命に導かれるように一軒の古い家に魅せられたフランシスは勢いでその家を購入してしまい、1人イタリアで暮らし始めるのだが・・・。という物語。

イタリア男もアメリカ女もステレオタイプなイメージ通りのキャラクターなのが面白い1本でした。

もうちょっとトスカーナに行ってみたい!と思わせるようなワクワク感のある映像を期待していたんですが、普通にヨーロッパの田舎町でした・・・。あ、海辺の景色はよかったですよ~。

ストーリーは、ちょっとパンチに欠ける印象で、いまいち盛り上がりに欠けるというかなんというか。全体的には上手い具合にまとめてるんだけど、登場人物も多いのに、上手く活かしきれてないような感じだったし。連続ドラマで時間をかけてゆっくりと描くほうが似合う題材なのかもしれません。

クライマックスに持ってくるエピソードが主人公メインではないというのもちょっと肩透かしをくらったような印象です。ラストも取ってつけた感が否めず、そんな調子の良い展開があるはずが・・・と思わず突っ込みそうに。誰でも良いんですか!?

失意のままイタリアを訪れたら、素敵な家があって、憧れの田舎暮らしもできて、素敵な隣人に囲まれて、カッコイイ男性とも出会って、美味しい食事を楽しんで、さらには作家としてのキャリアもあって・・・と、全体的に女性の夢を具現化した作品という感じだったので、上手い具合に作品にはまれれば、面白い作品なのかもしれませんが・・・。

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