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2008年3月24日 (月)

映画「ブルックリン物語」

movie movie

1978年

アメリカ

ちょっと前にテレビの深夜放送があったのを録画してたのを観ました。あまり前知識なしに観たんですが、はてさて・・・。

原題が示すように、古きよき時代の2本立て映画を意識して作られた1930年代のNYを舞台にした1時間弱の作品が2話収録(?)されている作品。最近の作品で言えば、「グラインドハウス」(USA版)みたいな感じの作品です、多分(←観てないからよく分からない)。

1話目は、盲目の妹の目の出術代をかせぐためにボクシングを始めた男が主人公で、隠れた才能が開花し、どんどん強くなっていくのだが・・・。という物語。

2話目は、余命わずかと宣告されたブロードウェーのプロデューサーが主人公で、彼の作る最後の作品の初演までを描く物語。

この作品、監督が「雨に唄えば」や「踊る大紐育」、「パリの恋人」、「シャレード」といった名作を数多く作っているスタンリー・ドーネン。主に50年代、60年代に名作を量産していた監督が、当時を懐かしく思い、わざと古めかしい演出をとったのか、それともそういう作り方しかできなかったのかは不明なのですが、78年の映画とは思えないくらいに、古めかしい作品だなぁという印象でした。

2話目のほうが断然に面白くて、流石は過去に名作ミュージカルをたくさん作っている監督だなという感じなんだけど、何せ尺が短いものだから、ストーリー展開も速いし、色々とつくりが甘い。2話目を2時間かけてじっくりとミュージカル映画として作ってくれたほうが嬉しかったかなぁ。素材が面白かっただけにね。

よく見てみると、1話目と2話目はキャストも被ってるんですよね。遊び心があって面白いなぁと思います。

往年の映画のパロディにしたいのかもしれないけど、ちゃんと作りすぎてしまったがために、結局、古い作風の作品をなんとなく作っちゃいました的になってしまってるのがやっぱりちょっと物足りないかな。特に1話目は、ストーリーがコテコテすぎて、もはや全てがコメディなのか!?という勢いだったし。

決してつまらなくはないんだけど、2本立てにしてしまったことで、なんだかどちらの作品もちょっと物足りなかったかなぁ。

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