映画「ダイハード4.0」
live free or die hard 2007年 アメリカ・イギリス |
観たのはちょっと前なんですが、旅行行ったりしてて、レビュー書くのが遅くなってしまいました。12年ぶりの続編(最近こういうの多いですね)ということで、果たしてどんな風になっているのか、不安と期待入り混じる中視聴しました。
NY市警のマクレーン(ブルース・ウィルス)は離婚後、離れて暮らすひとり娘の恋人のことが気になる今日この頃。そんなある夜、FBIにハッカーが侵入し、マクレーンは、1人のハッカーをFBIまで移送するよう命じられる。その晩、ハッカーたちのPCが爆発するという事件が続出する中、マクレーンは指令どおりにハッカーのマット・ファレル(ジャスティン・ロング)のもとへ行くが、そこでマットの命を狙う何者かに遭遇する。
そして、翌日、ハッカーたちから集めたデータを使い、謎の組織がサイバーテロを決行。コンピューターで管理されたライフラインが次々とマヒしていく中、マクレーンは、マットとともに、組織との闘いに巻き込まれていく。
うーん、まぁ、それなりには楽しめたんですが、どうも物足りないというかなんというか。近年のアクション映画は全体的にのめりこめないんですが、その理由は恐らくCGなんですよね。どこかリアリティに欠けるというか、現実では撮影不可能な映像というか。SFとか、ファンタジーなら良いんですが、この手の刑事モノでこれだけの映像を見せられるとかえって興ざめしてしまう自分です。
あと、敵の目的が明らかになるのが遅いから、何だか分からないまま、テロだけが起こるってのもいまいちのれなかったかなぁ。しかもサイバーテロが微妙に地味で・・・。
それでもこのシリーズは安定して見られる面白さがあって、マクレーン刑事というキャラの良さは再認識。ただ、ちょっとヒーロー化しつつあるのは悔やまれますが。
個人的にブルース・ウィルスはこういう肉体派ではなくて、出世作となったTVドラマ「ブルームーン探偵社」の、力はないけど口だけは達者な軽い男っていう役柄のほうが好きだったなぁと。「ダイハード」のヒットで、完全に路線変更してしまった彼ですが、また、軽いコメディで歌でも歌って欲しいものです。
そうそう、このシリーズ、パート3は評判が良くないみたいですが、個人的には結構好きなんです。クイズって要素がツボ。
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