映画「インディ・ジョーンズ 魔宮の伝説」
indiana jones and the temple of doom 1984年 米 |
待望の新作「クリスタルスカルの王国」の公開を前に、この数週間で、テレビで過去3作品を全て放送してくれるようなので、劇場で見るための予習と、復習を兼ねて久々に見てみようと録画しました。
上海のクラブにて、トラブルに巻き込まれた考古学者のインディは、クラブの歌手のウィリーと、相棒の中国人少年ショートと3人で命からがら逃げ延びて、インドの秘境の村へとたどり着く。
村の村長から、村の宝である石が盗まれ、子供たちが誘拐されているという話を聞いた一行は、怪しげな儀式が行われているという宮殿へと足を踏み入れるのだが・・・。という物語。
いやはや、ものすごっく楽しんじゃいました。これ見るの、多分10回目くらいだと思うんですけど、10年ぶりくらいだったので、忘れてるところもところどころあるし、大人になってから見ると、また印象が違ったりして、なんだかんだでかなり満喫。
とにかく最初から最後まで、息をつく間のないアクションの連続。飽きさせる要素が全くゼロで、猛ダッシュで駆け抜ける娯楽大作という感じですねー。でもって、この第2作は、シリーズ中でもグロの要素がところどころに見え隠れしたり、それでいて、子供が活躍するファミリーっぽさがあったりで、もうお子様ランチ、幕の内弁当、なんでもありの超エンタメですよね。
子供の頃、ショート少年が活躍するこの作品がシリーズの中では一番好きで、サルの脳みそに驚き、落ちてくる天井にハラハラし、心臓えぐりに顔をそむけ、トロッコでハラハラして、とにかく冒険の世界にどっぷりと浸かるのを楽しんでました。
子供が見るにあたって、ショート少年の存在は非常に大きかったよね。今見たら、ショート少年が思ってた以上にちびっ子だったのにちょっとビックリ。記憶のイメージだともっと大きい子だったんですけどね。ちなみに彼、この後、「グーニーズ」にも出演してましたよねー。
で、今回、大人になったとはいえ、同じように楽しめたんですけど、意外にもインディの口説きテクニックのコテコテっぷりなど、大人ならではの楽しみ方もあるんだなぁというのを再発見。逆にアクションシーンは突っ込んじゃいけないような部分に気がついてしまったりして、ちょいと良くないですね・・・。
変なつくりの甘さとか、「ありえないだろ!」的なことを思ってしまうと冷めてしまうので、その辺は頑張って目をつぶってました。
この当時の映画って、CGが出てくる前ということもあって、特撮もいろいろと頑張ってるんですけど、僕は、CGを変に使う近年の作品よりも、この時代の作品のほうが味があって好きなんですよね。
あと、最近はCGによって、魔法の世界に行ったり、超自然的なできごとが起こったりする映画が多いですけど、このインディ・ジョーンズのシリーズなんかは、地球上のどこかでこんなことがもしかしたらあるのかもしれないなんて思わせてくれる設定で、どこかに現実味があって、それだけに、大冒険にワクワクすることができるんだなぁと思いました。
なんとなく考古学とかやってたら、こういう宝探し大冒険ができるんじゃないかって本気で信じてましたよね。
うん、トロッコ最高!
久々に子供時代のワクワクを思い出させてもらって、それだけで大満足でした。第3作、第1作も見て、映画館で最新作を楽しみたいと思います。
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