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2008年7月18日 (金)

映画「俺たちダンクシューター」@試写会

Semi-Pro
<画像は米盤サントラより>

semi-pro

2008年

アメリカ

8月9日公開

ブロガー試写会に当たって観てきました。ウィル・フェレル主演のコメディ、「俺たちニュースキャスター」、「俺たちフィギュアスケーター」に続く「俺たち」シリーズ第3弾です。ま、作品自体はシリーズものでもなんでもないんですが。

舞台は1970年代のアメリカ。かつて「Love Me Sexy」というヒット曲を生み出した一発屋の歌手ジャッキーは、地元ミシガン州のフリント市のバスケットボールチーム「フリント・トロピックス」のオーナー兼監督兼選手として活躍していた。ところがこのチーム、「Everybody loves everybody」を合言葉に、冬の米北部ミシガンでも気分はいつもトロピカルでエンタメ度はトップクラス、しかし、試合となるとまるで勝てないというダメチーム。

あるときチームの所属するABAリーグがNBAに吸収されることになり、リーグの上位4チームはNBA入りし、他のチームは解散することが決定する。ジャッキーは元NBA優勝チームの選手(万年ベンチ)をチームに呼び、NBA入りを目指すのだが・・・。という物語。

バスケものではありますが、ひたすらバカな作品で、終始笑いどころが満載でした。スポーツ映画の王道っぽいストーリーなのに、実際にバスケの試合のシーンは結構少なくて、チームの下らな~い余興やら、アホな練習風景やらでたっぷり笑わせてくれます。

ラストも無駄にスポーツもの王道を真面目にまっしぐらなんですけど、王道すぎて、彼らの姿とのギャップが笑わせてくれます。バカなんだけど「大真面目」ってとこが憎めないっすね。

正直、この手のコメディはDVDリリースのみで十分なのではとか思い、あまり期待してなかったんですけど、思ってたよりも面白かったので満足。

ただ、チームメイトが結構たくさんいるのに、メインの3人ばかりに焦点が当たってしまい、他のキャラがそこまで上手く活きなかったのはちょっと残念。面白そうなキャラ多かったんですけどね。

ストーリーはあってないような感じですが、この手の映画でストーリー云々を述べるのはどうかと思うので、触れないようにしておきます。

主演のウィル・フェレルは、有名どころでは『俺たちフィギュアスケーター』や『主人公は僕だった』が記憶に新しいですが、この映画では、一発屋のヒット曲「Love Me Sexy」を無駄に上手く、そして、くだらなく笑える内容で歌い上げていて、個人的には『プロデューサーズ』でのネオナチ脚本家を演じたときの、エンディングの歌を思い出してしまいました。この人、基本、歌上手いですよね。

キャストでもう1人注目すると、なんといっても黒人花形プレイヤーのクラレンスを演じたアンドレ・ベンジャミン。あ、別に名前が僕と一緒だからじゃないですよ(笑)。この人、HIPHOPで大ヒットを飛ばしたアウトキャストの人なんですよ。トップアーティストなのに着ぐるみで踊ったりしちゃって、それはそれは大活躍。てか着ぐるみが無駄に似合ってるのがまた良い。

作品に花を添えてたモーラ・ティアニーは『ER』に出てますよね。彼女、若くはないんだけど、良い感じで歳を重ねていて素敵でした。てか、一緒に住んでる男は本当にあれで良いのか!?

あと、熊がとてもよい感じで活躍してくれるんですが、エンドロール中に、「熊提供」があるのを発見してしまい、思わず笑ってしまいました。熊ネタ、引っ張り具合も最高でしたね。

てか、割と、どのネタも無駄に引っ張る作品で、しつこいんだけど、面白かったですよ。笑いのツボが合う人には終始面白い作品ではないかと。

ところで、「ダンクシューター」という邦題は、別にダンクする話でもないし、もうちょっと考えようがあったのではないかと。「フィギュアスケーター」が割とヒットしたからつけたんだと思いますが、せっかく単品で面白いので「俺たち」シリーズにこだわらなくても良いように思います。

ちなみに原題は「semi-pro」。「semi」ってところがB級な彼らにぴったりです。

アメリカはNBAがあってバスケ人気も高いですが、果てさて日本ではどこまで頑張れますかねぇ。

* * *

試写会終了後、GAGAの担当の方が捨て身(?)のアフロで登場して、映画の話を色々してくださったのですが、ABAリーグをはじめとして、結構、実在のエピソードを取り入れて作られた作品とのこと。映画の宣伝でもよく使われてる「裸にボール」の写真が実在の写真のパロディだってのには驚きました。

プロリーグも面白いけれど、エンタメ度の高いスポーツはまた違った楽しみがありますよね。ABAリーグ、現在も続いてれば面白かっただろうに。

余談ですが、GAGAさんの試写室のイスがフカフカでとても心地よかったです。素で家にこの施設欲しい。ミッドタウンの上層階ということで夜景も綺麗だったし良い環境でした。

GAGA配給で、この作品と一緒に「アフロ警官」割引を実施してる「ホット・ファズ」も観たいんですよね。こちらはUKコメディということで、UK好きとしては見逃せないのです。

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