« 映画「少年メリケンサック」 | トップページ | 映画「ベスト・フレンズ・ウェディング」 »

2009年2月17日 (火)

映画「ベンジャミン・バトン 数奇な人生」

ベンジャミン・バトン 数奇な人生 (ブラッド・ピット、ケイト・ブランシェット 出演) [DVD]

the curious case of Benjamin Button

アメリカ

2008

09年2月公開 

劇場劇賞

公開に先立って原作を読み準備万端の中、鑑賞してきました。

物語は病床にある老女が、娘にとある日記を朗読して欲しいと頼む場面から始まる。

主人公ベンジャミンは老人の姿で生まれ、その衝撃から父親は幾ばくかのお金と共に、黒人女性クイニーの営む老人施設の玄関前に我が子を置き去りにしてしまう。

生まれながらに老化していたベンジャミンは長くは生きられないだろうと言われていたが、クイニーによって施設の老人たちに囲まれた中で育ち、成長にともなって少しずつその姿が若返っていることに気づくようになる。

あるとき船員を探していた船長のマイクに声をかけられ、ベンジャミンは彼のもとで働くようになり、やがて彼はマイク船長とともに世界を回る航海の旅に出る。

老人の姿で生まれ、若返っていくベンジャミン(ブラッド・ピット)の一生を、彼と恋に落ちるデイジー(ケイト・ブランシェット)をはじめとする様々な人々との交流の中に描き出していく。

しまった、先に原作を読まなければよかった・・・。と思ってしまいました。

結構良い映画だと思える要素が多いのに、原作の印象に引っ張られてストーリーの物足りなさが際立ってしまったというか。

ただ、久々に見たブラッド・ピットは老人~若者までを見事に演じていたし、ケイト・ブランシェット(大好きな女優さんです)も少女~老婆までを完璧すぎる素晴らしさで演じてくれていて、見ごたえは抜群。3時間近い上映時間も、ちょっと長いなとは思いつつも、そこまで気にならない作品だったと思います。

ま、ストーリーよりも、映像や、雰囲気を楽しむ作品という趣の方が強かったかなぁという印象も残りましたが。

原作を読んだ時点で、映画化といっても、若返る男という設定だけを借りてるんだろうなというのは分かっていたんですが、その設定の部分にも違いがあったため、冒頭の時点でそれが気になってしまったんです。ちなみに登場するエピソードに関しては何1つとして被ってないといっても過言ではありません。

原作と映画の最大の違いは、精神年齢の扱い。原作は生まれた瞬間からタバコを吸って早く自分を家に連れて帰るよう語りかけるような男なんですが、映画では、姿こそ老人であれ、中身は実年齢に相応しているようになっていました。これ、大分違いますよねぇ。

原作では主人公が施設ではなく、家族に恵まれた設定だったり、ちゃんと学校にも行ったりしていて、そういうごく一般的な生活のなかに特殊な境遇の主人公が入る様子をユーモアや皮肉をこめながら風刺的に描いていくような作品だったので、映画とのギャップが大きかったんですよね。

今回の映画、皮肉やブラックユーモアな要素があまり感じられなかったのが多分ちょっと物足りなかった部分。

あとは登場するエピソードの数々、映画版のオリジナルをどこまで楽しめるかということなんですけど、時代を追って様々な人に出会っていく映画なものの、もうちょっと「フォレスト・ガンプ」みたいにアメリカ史を辿る要素を強く入れたりしたほうが楽しめたかなぁとか思ってみたり(そしたら「フォレスト~」と変わらなくなっちゃいますが)。てか、この映画、脚本が「フォレスト・ガンプ」と同じエリック・ロスなんですよね。ちょっと納得。

ベンジャミンとデイジーの人生がちょうどクロスする場面、ブラピ&ケイトも実年齢に近いこともあって、キラキラ輝いてましたね~。この場面の2人があまりにキラキラしていたので、その前後の場面の切なさが一層際立ったように思います。

ベンジャミンの結婚関連のエピソードは原作との最大の違いだと思いますが、映画にするんだったら、原作どおりにしてしまうよりも、こちらのほうが良いよなぁと素直に思えました。(ただ、原作の方がリアルで皮肉たっぷりで印象深いのも事実。)

どうでも良いことですが、ベンジャミンとデイジーの甘い生活が描かれる場面、ジーンズをはいた2人が家で過ごしている映像がブラピなだけに某CMっぽく感じられたのは自分だけでしょうか・・・。

あと、海峡横断のエピソードが結構好きでした。脇役たちが皆味わい深い。

デイジーはケイト・ブランシェットは言わずもがなですが、幼少時代のエル・ファニングもとっても良かったと思います!ファニング姉妹、あなどれません。

音楽では個人的にはジョプリンのラグタイムの中でも結構好きな「ベシーナ」が良い感じで使われていたのが嬉しかったですね~。特に晩年のベンジャミンがピアノを前にしてたどたどしく弾く場面は切なさ全開でした。

あと、映画本編とは関係ないですが、この作品、パンフが「本」になっていてちょっと面白かったです。掲載されている写真もかなり良い感じ。

ついでに。

劇中でボタンが出てくるのに名字の方は「バトン」。どちらもbuttonなんですけどねぇ。"Button's button"って会社名はちょっと面白いのに、それが伝わりにくい字幕だったのが残念。

うーん、なんか良かったんだか悪かったんだか良く分からない感想になってしまった・・・。

 

参考過去レビュー

原作本の感想はコチラ 

「ベンジャミン・バトン 数奇な人生」 フィルジェラルド

|

« 映画「少年メリケンサック」 | トップページ | 映画「ベスト・フレンズ・ウェディング」 »

映画・テレビ」カテゴリの記事

コメント

ANDREさん、こんばんは。
原作と映画、思えば昔からどちらが先がいいのかとずっと考えてきた気がしますが、
これは永遠のテーマなのかもしれないですね。
原作と言うよりも、原案なのだとどこかで聞いていましたが、
本当に、主人公の設定「だけ」を借りてきて作られているのですね。
同じ時代、同じ年月を生きながら、
一番美しく幸せな時代を境にすれ違ってゆく切なさ、残酷さが
映画のメインに据えられていましたものね。
わたしは、時間も気にならないほどに、かなりいい作品を観た、と思えたのですから、
原作を知らなくてよかったかもしれません。

それにしても・・・
ケイトはいつ観ても綺麗ですが、今回もまた見事でしたねぇ。
滅多に女優さんを褒めない夫も
「綺麗だ、綺麗だ」と何度も何度も言ったくらい、
どの年代を演じても、本当に美しかったです。

投稿: 悠雅 | 2009年2月17日 (火) 22時06分

>悠雅さん

コメントありがとうございます。

原作も映画も好きな作品も最近は多かったので、
別に大きく改変していることが悪いわけではないんですが、
原作の設定の方が好きだったんですよねぇ。
映画はラブストーリーに寄りすぎてるというか。

ま、今回は設定も微妙に違ったので、
もはや原案でさえないような気がしないでもないんですが・・・。

ケイト・ブランシェットは
美しさに惚れ惚れしてしまう上に
演技の上手さが半端無いので、
大好きな女優さんですが、
今回も全く期待を裏切らない
素晴らしさだったのが嬉しかったです。

投稿: ANDRE | 2009年2月19日 (木) 00時22分

コメントありがとうございました。
そうですよね、原作を読むと難しいですよね。
「羊達の沈黙」、原作からいった為に、映画は「何たる糞ダイジェスト!!」とブチ切れてしまいました。
機会があればこの映画の小説も読んでみます。

投稿: クマノス | 2009年3月 4日 (水) 12時00分

>クマノスさん

コメントありがとうございます!

原作ものは、
全くの別モノとして楽しめれば良いのですが、
自分が抱いたイメージとあまりに違うと、
同じタイトルがついていることに違和感を感じてしまって
なかなか気持ちの切り替えができないことが多いですよね。

この映画は、原作とはいっても、
まるで違う作品になってしまっているのですが、
個人的には原作の方が好きでした。
しかし、原作通りの映画化だと
かなり地味な作品になってしまいそうので、
仕方ないのかなぁという気もします。

投稿: ANDRE | 2009年3月 5日 (木) 13時05分

この記事へのコメントは終了しました。

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 映画「ベンジャミン・バトン 数奇な人生」:

» 『ベンジャミン・バトン 数奇な人生』 [Sweet*Days**]
監督:デヴィッド・フィンチャー  CAST:ブラッド・ピット、ケイト・ブランシェット、ティルダ・スウィントン 他 ある盲目の時計職... [続きを読む]

受信: 2009年2月17日 (火) 11時24分

» ベンジャミン・バトン 数奇な人生 [★YUKAの気ままな有閑日記★]
第81回アカデミー賞に13部門ノミネートされた話題作【story】80代の男性として誕生し、そこから徐々に若返っていく運命のもとに生まれたベンジャミン・バトン(ブラッド・ピット)。誰とも違う数奇な人生を歩まなくてはならない彼は、愛する人との出会いと別れを経験し、人生の喜びや死の悲しみを知りながら時を刻んでいくが―     監督 : デヴィッド・フィンチャー 『セブン』『ファイト・クラブ』『ゾディアック』     脚本 : エリック・ロス 『フォレスト・ガンプ/一期一会』『グッド・シェパード』    ... [続きを読む]

受信: 2009年2月17日 (火) 11時33分

» ベンジャミン・バトン 数奇な人生 [Akira's VOICE]
人生という名のロードムービー。   [続きを読む]

受信: 2009年2月17日 (火) 14時01分

» ベンジャミン・バトン 数奇な人生 [☆彡映画鑑賞日記☆彡]
 『人生は素晴らしい。』  コチラの「ベンジャミン・バトン 数奇な人生」は、1920年代に書かれたF・スコット・フィッツジェラルドの短編小説を基に、80歳で生まれ、若返っていく男の物語を映画化した2/7公開のヒューマン・ファンタジーなのですが、試写会で観て来ちゃ....... [続きを読む]

受信: 2009年2月17日 (火) 14時24分

» 『ベンジャミン・バトン 数奇な人生』・・・逆行する二人の時間が交錯して [SOARのパストラーレ♪]
第一次世界大戦末期に、ある願いを込めて時計職人が作った逆回転の時計。まるでそれがきっかけであるかのようにベンジャミンの数奇な人生が始まる・・・。 [続きを読む]

受信: 2009年2月17日 (火) 20時18分

» ベンジャミン・バトン 数奇な人生 [悠雅的生活]
人生は驚きの連続。与えられた運命を受け入れて。試写会にて。 [続きを読む]

受信: 2009年2月17日 (火) 21時44分

» ベンジャミン・バトン-数奇な人生-/TheCURIOUS CASEofBENJAMIN BUTTON [我想一個人映画美的女人blog]
『セブン』『ファイトクラブ』に続き、デヴィッド・フィンチャー監督×ブラッド・ピットのコンビ 3作目は 今年ももうすぐ発表になるアカデミー賞で 最多13部門ノミネート{/atten/} 作品賞/監督賞/主演男優賞/助演女優賞/脚色賞/ 撮影賞/編集賞/美術賞/衣装デザイン賞/メイクアップ賞/視覚効果賞/録音賞/作曲賞 老人として生まれ、歳をとるごとに若返ってくという不思議な運命に生きた男の話 ということでそれだけで興味深くて今月公開で1番楽しみにしてた作品♪ この映画、とにかくCG効果が... [続きを読む]

受信: 2009年2月17日 (火) 22時24分

» 【映画】ベンジャミン・バトン 数奇な人生 [新!やさぐれ日記]
▼動機 子供の頃、こういう歌があったよね ▼感想 ま、それなり ▼満足度 ★★★★☆☆☆ それなり ▼あらすじ 80代の男性として誕生し、そこから徐々に若返っていく運命のもとに生まれた男ベンジャミン・バトン(ブラッド・ピット)。時間の流れを止められず、誰とも違う数奇な人生を歩まなくてはならない彼は、愛する人との出会いと別れを経験し、人生の喜びや死の悲しみを知りながら、時間を刻んでいく。 ▼コメント 子供の頃、学区外の友人が歌っていた歌に 「産まれたばかりの老人が~」 という... [続きを読む]

受信: 2009年2月17日 (火) 23時07分

» ベンジャミン・バトン数奇な人生 [パピ子と一緒にケ・セ・ラ・セラ]
生まれたときから老人のベンジャミン・バトンは、年齢と共に若返り、数奇な人生を送ることになる。第一次世界大戦に始まり、21世紀まで普通とは逆の時間を旅した男の奇妙で壮大なラブ・ファンタジー。 アメリカを代表する作家の一人、F・スコット・フィッツジェラルド....... [続きを読む]

受信: 2009年2月17日 (火) 23時15分

» 「ベンジャミン・バトン 数奇な人生」 [俺の明日はどっちだ]
1920年代に書かれたF・スコット・フィッツジェラルドの短編小説を基に、80歳で生まれ、徐々に若返っていく男の人生という時間を縦軸に、そんな彼が与え、与えられる愛を横軸として展開するヒューマン・ファンタジー作。 冒頭の時計職人のエピソードに象徴されるがごとく、過ぎ行く時に対して抗うことはどれだけ想いがあっても叶うことはないのだろう。 そしてディジーが交通事故にあったときの、「もしもあの時 … だったら」という偶然の積み重ねもまた、現実という名の下に受け入れるしか術がないのだろう。 ただそうした喜... [続きを読む]

受信: 2009年2月18日 (水) 01時41分

» ★「ベンジャミン・バトン 数奇な人生」 [★☆ひらりん的映画ブログ☆★]
今週の週末ナイトショウは・・・ ミュージカル好きなひらりんとしては 「ハイスクールミュージカル・ザ・ムービー」も観たかったけど、 やはり「ケイト・ブランシェット特集」継続中なので本作を鑑賞。 この特集は「エリザベス」「あるスキャンダルの覚え書き」「アイム・ノット・ゼア」に続く第4弾ね。 でもでも注目はなんてったって主演のプラピ。... [続きを読む]

受信: 2009年2月18日 (水) 02時03分

» ベンジャミン・バトン 数奇な人生 [ネタバレ映画館]
デイジーにヒナギクの花束を・・・ [続きを読む]

受信: 2009年2月18日 (水) 02時23分

» ベンジャミン・バトン 数奇な人生 [UkiUkiれいんぼーデイ]
JUGEMテーマ:映画 2009年2月7日 公開 ★★★★★ 特殊メイクも含め見応えありで星5! バトンのボタン まずオープニングのワーナーのロゴがボタンになってたのが、どういう意味なんだろうと思っていたら・・・。 ご鑑賞がまだの方はネタバレしてますのでご注意くださいね。 「永遠はない」 とってもせつない話しです。 最初に病床の老婆(これがデイジー)が娘(ジュリア・オーモンド)に話す、駅に付けられた逆回転の時計の話しが主人公... [続きを読む]

受信: 2009年2月18日 (水) 09時50分

» 『ベンジャミン・バトン 数奇な運命』 [京の昼寝〜♪]
□作品オフィシャルサイト 「ベンジャミン・バトン 数奇な運命」□監督 デヴィッド・フィンチャー □脚本 エリック・ロス □原作 F・スコット・フィッツジェラルド□キャスト ブラッド・ピット、ケイト・ブランシェット、ティルダ・スウィントン、タラジ・P・ヘンソン、イライアス・コティーズ、ジェイソン・フレミング、ジュリア・オーモンド、エル・ファニング、ジャレッド・ハリス■鑑賞日 2月14日(土)■劇場 109CINEMAS川崎■cyazの満足度 ★★★★(5★満点、☆は... [続きを読む]

受信: 2009年2月19日 (木) 16時19分

» ベンジャミン・バトン 数奇な人生−(映画:2009年7本目)− [デコ親父はいつも減量中]
監督:デヴィッド・フィンチャー 出演:ブラッド・ピット、ケイト・ブランシェット、エル・ファニング、 ティルダ・スウィントン、ジュリア・オーモンド、タラジ・P・ヘンソン、ジェイソン・フレミング 評価:88点 人生を逆に生きる。 老人のように生まれたベン...... [続きを読む]

受信: 2009年2月19日 (木) 23時00分

» ベンジャミン・バトン 数奇な人生 [必見!ミスターシネマの最新映画ネタバレ・批評レビュー!]
[ベンジャミン・バトン] ブログ村キーワード 評価:7.0/10点満点 2009年12本目(11作品)です。 この物語は、ベンジャミン(ブラッド・ピット)の老いない悲しさ、若返る恐怖を描いており、生まれてから、初恋、旅立ち、そして再会、別れ…というように、ベンジャミンが..... [続きを読む]

受信: 2009年2月20日 (金) 23時25分

» 『ベンジャミン・バトン 数奇な人生』を観たぞ〜! [おきらく楽天 映画生活]
『ベンジャミン・バトン 数奇な人生』を観ました『セブン』『ファイト・クラブ』に続いて3度目のコンビを組んだデヴィッド・フィンチャー監督、ブラッド・ピット主演で贈る感動ヒューマン・ファンタジーです>>『ベンジャミン・バトン 数奇な人生』関連原題: THECURIO...... [続きを読む]

受信: 2009年2月21日 (土) 23時20分

» 「ベンジャミン・バトン 数奇な人生」 [クマの巣]
「ベンジャミン・バトン 数奇な人生」、観ました。 フィッツジェラルドの短編小説を映画化、老人の姿で生れてきた男の数奇な運命を描く... [続きを読む]

受信: 2009年3月 1日 (日) 20時15分

» 『ベンジャミン・バトン 数奇な人生』'08・米 [虎党 団塊ジュニア の 日常 グルメ 映画 ブログ]
あらすじ80代の男性として誕生し、そこから徐々に若返っていく運命のもとに生まれた男ベンジャミン・バトン(ブラッド・ピット)は、愛する人との出会いと別れを経験していくが・・・。感想映画の日に、久しぶりに劇場鑑賞。『セブン』、『ファイト・クラブ』のデヴィッ...... [続きを読む]

受信: 2009年3月 5日 (木) 07時55分

» 「ベンジャミン・バトン 数奇な人生」観てきました♪ [りんたろうの☆きときと日記☆]
☆「ベンジャミン・バトン 数奇な人生」 監督:デヴィッド・フィンチャー 出演:ブラッド・ピット、ケイト・ブランシェット、ティルダ・スウィントン、ジェイソン・フレミング、イライアス・コティーズ、ジュリア・オーモンド、エル・ファニング デイジー、タラジ・P・ヘンソン、フォーン・A・チェンバーズ、ジョーアンナ・セイラー、マハーシャラルハズバズ・アリ、ジャレッド・ハリス、デヴィッド・ジェンセン、テッド・マンソン、トム・エヴェレット 1918年、ニューオーリンズ。 第一次世界大戦も終わりお祭りムードに包... [続きを読む]

受信: 2009年3月13日 (金) 00時37分

» ベンジャミン・バトンの数奇な運命 [映画の話でコーヒーブレイク]
何とも荒唐無稽な設定で、一体どういう終わり方をするのか?と興味が膨らむストーリー。 61ページほどの短編なので、映画を見てから読んでみました。 「華麗なるギャツビー」のスコット・フィッツジェラルド原作、今回映画にあわせて 初めて翻訳出版されたそうです。 こんな短い話を、文字サイズを大きくしたり化粧装丁で1冊1000円くらいにした 便乗商法もあるけれど、 探しました〜、見つけました〜{/choki/} 角川文庫、「ベンジャミン・・・」他6篇収録で476円(税別)なり〜。 本って何で税別表示なんでしょ... [続きを読む]

受信: 2009年3月15日 (日) 23時00分

« 映画「少年メリケンサック」 | トップページ | 映画「ベスト・フレンズ・ウェディング」 »