映画「あぁ、結婚生活」
married life アメリカ 2007 2008年公開 DVD鑑賞 |
GWに気軽に見ようと思ったらそこまで軽くもなかったっていう・・・。
舞台は1940年代のアメリカ。会社を経営しているハリー(クリス・クーパー)は美しく若い未亡人のケイ(レイチェル・マクアダムス)と親しくなり、親友のリチャード(ピアーズ・ブロスナン)に彼女のことを紹介する。ハリーは長年連れ添った妻のパット(パトリシア・クラークソン)には自分しかいないと思うと、なかなか離婚を切り出せず、そんな状況を打開するために、ある日彼は妻の殺害を決心する。一方、リチャードもまたケイの美しさにひかれ、ハリーの目を盗んで彼女に近づくのだが・・・。
古きよきアメリカを舞台に描かれるちょっとスリリングなサスペンスかと思いきや、そうでもなくて、もっと捻ってくるのかなぁと思ったストーリーもかなりストレートに終わってしまった為、可もなく不可もなくといった印象で終わってしまいました。
もうちょっとヒッチ・コック的なものを期待したんですけどねぇ。それか、「エデンより彼方へ」みたいなのとか。
レイチェル・マクアダムズは「きみに読む物語」のときは綺麗だなぁと思ったのですが、今回は男達を虜にする未亡人にしてはイマイチ魅力不足な印象。スカーレット・ヨハンソンあたりに演じて欲しかったかなぁ。
役者さんたちは全般的に派手さはないけれど、堅実で良かったと思います。
未亡人とかそのあたりがもっと伏線になってくるのかと思いきやそうでもなく、あれこれと勝手に自分の中でストーリーを膨らませすぎちゃったのが悪かったのかもしれません。
でも皮肉をこめた内容ではあるものの、そこまで笑えなかったんですよねぇ。皮肉に徹するならやはり最後はもうちょっとブラックに〆て欲しかったですね~。
テーマは「人の不幸の上に幸せは築けない」ということなのですが、果たしてそれは真実なのでしょうか・・・
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