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2009年5月22日 (金)

「パウル・クレー 東洋への夢」&「江戸浮世絵巻」
@千葉市美術館

クレーの絵がとても好きなので、ちょっと楽しみにしていた展覧会。

千葉市美術館といえば浮世絵コレクションで有名なのですが、今回の展覧会は、クレーが浮世絵から影響を受けて描いた作品をその浮世絵と一緒に展示するというなかなか面白い内容です。

展示されているクレーの作品はデッサンが中心なので、抽象的で色彩豊かなクレー作品はあまりなかったので、その辺りはちょっと残念。

ただ、この展覧会、解説が非常に充実していて、それぞれの作品の特徴や、どこが東洋絵画から影響を受けた部分なのかなどを、非常に丁寧に説明してくれていて、作品をただ観て歩くという感じではなくて、色々と「知る」ことができる内容だったのが面白かったです。

最後のほうに、僕が愛する太い線で書かれた大胆な構図の抽象画も少しだけ展示されていて、やっぱりクレーの絵は好きだなぁというのを改めて実感。

さて、同時開催の「江戸浮世絵巻」です。

当初の目的はクレー展だったのですが、同じチケットで入場できるこちらの浮世絵展。それはそれは圧巻で、都内の大きな美術館で開催されていてもおかしくない内容でした。

こちらの内容は菱川師宣からはじまり、広重、歌麿、北斎などなど1600年代から1800年代まで時代を追って江戸の浮世絵を概観することができるというもの。出品されている作品数は160点!

これだけの複数の作者の浮世絵を一度に見比べたことなどないので、非常に良い経験になりました。結構作者ごとの個性があるんですねぇ。

自分はどうやら喜多川歌麿が好きだということも発覚。

この2本立の展覧会で一般800円って安すぎじゃないですか!?てか、浮世絵だけを見るのならば200円というのが信じられません。

場所が場所なだけにガラガラだったのがちょっともったいないですねぇ。

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コメント

クレーは私の大好きな画家です。
浮世絵との繋がりは??って感じですね。
面白そう。近くに住んでたら絶対観に行くんだけど。
こっちではもうすぐ「シュールレアリズム展」があるそうで楽しみです。

投稿: piaa | 2009年5月23日 (土) 01時58分

>piaaさん

コメントどうもありがとうございます。

クレー良いですよねぇ。
割と日本の作品にインスピレーションを受けていたそうで、
町の人々を描いたデッサンの中に、
北斎漫画と全く同じポーズの人々を紛れ込ませていたり、
浮世絵の構図をそのまま流用した人物画を描いていたり。
「クレー展」としてはメジャーな作品もなく地味でしたが、
クレー好きの人がさらにクレーを学ぶという意味では
なかなか面白い企画だったと思います。

マグリットもかなり好きなので、
シュールレアリズム展、ちょっと気になります。


投稿: ANDRE | 2009年5月24日 (日) 00時24分

僕も気になってます。
千葉市美術館って地味に面白い企画をやるよね!

会期終わる前に行かなくちゃ。

投稿: とも | 2009年5月31日 (日) 22時21分

>ともさん

コメントさんきゅー。

千葉市美術館はなかなか侮れないよね。

クレー展としては
どちらかというと、研究発表会みたいな雰囲気なんだけど、
同時開催の浮世絵は必見です!!

投稿: ANDRE | 2009年6月 1日 (月) 01時11分

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