映画「グラスハウス」
the glass house アメリカ 2001 2002年3月公開 TV録画鑑賞 |
大分前に映画テレビで放送されたものを録画しておいたのを観ました。
女子高生ルビー(リーリー・ソビエスキー)は両親を事故でなくし、弟と二人、後見人となっているグラス家にひきとられることになる。弟は豪邸での生活を満喫していたが、ルビーはグラス夫妻の行動に不審な点を感じ、彼らが両親の死に関わっているのではないかという疑念を抱き始めるのだが・・・。
うーん、なんか、もっとどんでん返しとかミスリードとかがあると思ったのに、なんともストレートな展開。しかも見せ方もそれほど上手いわけではなく、なんだか微妙でした・・・。途中、『隣人は静かに笑う』っぽくもっていくのかなぁとか思って観てたんですけどねぇ。
まぁ、でも何故だか全然つまらないわけではなくて、ちょっとした空き時間に楽しむには良かったと思います。
悪役の動機とか全体的にまどろっこい印象が強かったんですが、最大のツッコミポイントは、いつでも逃げられそうなのに(しかも行く場所がないわけでもない)、なぜか敵地にとどまり続ける主人公ですね~。
あと、色々と意味ありげに出てくる出来事が伏線もなくて、単にドキドキ感を出すだけの演出になっているのもちょいもったなかったと思います。
でも、サスペンス映画を見ながら「これはもしや伏線では?」とか、「こう思わせておいて、実は?」なんてあれこれと先の展開を推測する楽しみだけはやたらと感じさせてくれる作品で、鑑賞中は結構楽しませていただきました。
主演のリーリー・ソビエスキーのファンであれば、サービスカットもあるし、楽しめる作品ではないでしょうかね。
キャストの話だと後は、ダイアン・レインがなんだかよく分からないグラス夫人を演じていて、なんともコメントしづらい感じでした。
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