映画「おっぱいバレー」
おっぱいバレー 日本 2008 09年6月公開 DVD鑑賞 |
この手の青春映画は面白いことが多いので公開時から気になっていた1本。とにかくインパクトのあるタイトルですがはてさて・・・
主人公の国語教師、寺嶋美香子(綾瀬はるか)は戸畑第三中学に赴任し、男子バレー部の顧問を任される。しかし、5人しかいない部員達は練習など一切行わずに、日々、エロな妄想で頭をいっぱいにしている有様。彼らにやる気を出させようと、美香子が試合で勝てば何でもしてあげると告げるると、彼らは「おっぱいを見せて欲しい」と頼み、試合に勝つために練習に励むようになるのだが・・・
つまらなくはないけれど、ものすごく面白いという感じでもなかったかなぁ。
これを言ってしまったらおしまいかもしれないけれど、無駄な「おっぱい」の連呼にだんだんとお腹いっぱいになってしまい、仲村トオルのクライマックスの台詞にいたっては、もはや単にそれを言わせたいだけみたいな感じで、それこそ、中学生かよ!みたいな・・・。
ただ、主人公が教師としてのトラウマを抱えているという設定がなかなか面白くて、この一見「そんな馬鹿な」と思ってしまいそうな設定に、ちゃんと説得力を持たせたところはなかなか上手いなぁと思いました。
あと、懐メロに彩られた爽やかな作りも気持ちが良かったです。
中学男子は概してバカなものですが、そんなバカバカしさに溢れた少年達の好演も結構好きでしたね~。特に冒頭のどうしようないくらいにバカげた遊びとかね。
ただ、「ウォーターボーイズ」みたいに彼ら一人一人の個性がはっきりしてなかったのはちょい物足りなかったかなぁ。
綾瀬はるかは、こういうちょっとオドオドした感じの役がよく似合いますね~。とても役にはまっていて、見事なキャスティングだったと思います。
キャストで嬉しかったのは、同僚教師として草々兄さんこと青木崇高が出ていたこと。主人公を支える役どころでしたが、彼の役柄もなんだかちょっと微妙な感じだった気がする。
朝ドラつながりだと、美香子の元カレは達彦さんでしたね♪
理由なんであれ、頑張ることは素晴らしいといった感じの作品になってますが、やっぱり理由はある程度中身がちゃんとしていたほうが良いのではないでしょうかね・・・
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