映画「3時10分、決断のとき」
3:10 to YUMA アメリカ 2007 2009年8月公開 DVD鑑賞 |
最近にしては珍しく良い評判をよく聞いた西部劇で、気になってた1本。リメイク作とのことですが、オリジナルは未見です。
南北戦争で北軍に従軍し片足を失ったダン(クリスチャン・ベール)は、家族とともに農場を営んでいたが、借金がかさみ、農場に様々ないやがらせを受けるようになっていた。あるとき、交渉をするために息子たちと町に向かっていたダンは、早撃ちの名手として知られる無法者ベン(ラッセル・クロウ)率いる一団によって駅馬車が襲撃されている現場に遭遇する。
その後、町の酒場で、ベンが逮捕される現場に居合わせたダンは、借金返済のため、200万ドルと引き換えに、保安官らと共にベンを3時10分ユマ発の列車に乗せるための護送に協力することになる。
ベンの一味たちが狙う中、ダンたちは無事ベンを列車まで送り届けることができるのか・・・
そこまで西部劇が好きというわけでもなく、観たことのある作品も多くは無いんですが、なかなか楽しめる作品でした。まぁ、でも、全てが予定調和というか、ラストのラストまで安心感のある展開で、そういう意味では新鮮味はなかったかなぁと。
なんといっても、ラッセル・クロウ演じる無法者が素晴らしくて、人間味あるキャラだったのが良かったですね~。なんか、それまでどれだけの悪事を働いてきたのかとか分からないけれど、最後のあのシーンだけでかっこよく見えてしまいますよね~。
ストーリー的には結構動き始めるのが遅い感じだったんですが、ユマの街についてからの緊迫感はなかなかのもので、終盤の見ごたえはバッチリ。
ただ、ベンがダンを認めたきっかけみたいのが、どうもつかみづらくて、必死になって親分を助けようとした部下たちがちょい気の毒だなぁと思ったのも事実。
これ、タイトルの「決断のとき」ってのは言葉の響きとしてはかっこいいけど、結局、何を意味しているのかよく分からない感じですよね・・・。
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