映画「ピンクパンサー2」
pink panther 2 アメリカ 2009 09年4月公開 DVD鑑賞 |
スティーヴ・マーティン主演による「ピンクパンサー」新シリーズの第2弾。前作がとても面白かったので、同じキャストで続編を作ってくれて嬉しい限りです。
冒頭のピンクパンサー登場のアニメとあのテーマ曲が流れるだけでワクワクしちゃいます♪
イタリア、東京など世界各地で、怪盗「トルネード」により貴重な品々が盗まれるという事件が発生し、各国の敏腕捜査官たちによるドリームチームが結成されることとなった。ダイヤモンド「ピンクパンサー」が盗まれてしまったパリからは、クルーゾー警部(スティーブ・マーティン)が参加することになるのだが・・・
前作からつづいて、スティーブ・マーティンが主演しているだけでなく、相棒のポントンのジャン・レノ、可愛い秘書のニモルのエミリー・モーティマーと、思わず心躍ってしまう豪華キャストは健在。クルーゾーの上司は前作ではケヴィン・クラインでしたが、こちらはキャストが交代になってましたね・・・。
そして、ドリーム・チームの面々のなかに、イタリア代表の色男としてアンディ・ガルシアが!久々に観たよ~。日本代表が日本でも知名度の高い役者さんだともうちょっとテンションが上がったんですが、ユキ・マツザキなる役者さんでした。怪しげな美術商として出てくるジェレミー・アイアンズも出番がやや微妙なものの、まさかの出演という感じですよね。
そんな豪華キャストが勢ぞろいな作品だったんですが、個人的には前作のほうが好きだったかなぁ。なんか全体的にドタバタが過ぎた気が。前作のほうが自分の笑いのツボはまるネタが多かったように思います。
あと、ドリームチームを出してしまったが為に、登場人物が多くなってしまって、全体にゴチャゴチャしちゃってるような印象を受けました。もうちょっとコンパクトな登場人物でワイワイやってるほうが好きかなぁ。ドリーム・チームのせいでジャン・レノの出番が非常に少なかったのがかなり残念でした。前作ではたっぷりと笑わせてくれましたからね~。
しかし、スティーヴ・マーティン&ジャン・レノによるホホバ・ダンスは最高に面白かったです☆こうして記事を書いてても思い出し笑いしそうな勢い。
空気の読めないおフランスの警部による(スティーヴ・マーティンのフレンチ訛り全開の英語も段々と疲れてくるけど必聴!)人種差別&セクハラネタのオンパレードだったり、ローマ法王をおちょくったようなネタなんかも登場して、観ている方がちょっと冷や冷やしてしまう感じなんですが、どこか憎めないクルーゾーの活躍はやっぱり面白いです。
日本代表の男が、機械担当でひたすらPCいじってるのが現代的なイメージ像でしたね。
エミリー・モーティマーはこのシリーズだと眼鏡っ子さんなのですが、結構眼鏡姿が似合ってますよね。コメディもしっかりこなせる女優さんなんだということが良く分かり、演技の幅の広さに改めて感服しちゃいました。
全体的なクオリティはやや低めと言わざるを得ず、日本での劇場公開もかなりひっそりとしていたので、シリーズ第3作目が作られるかどうかはかなり微妙かとは思いますが、個人的には、もうちょいクオリティ上げて製作してくれたりすると嬉しいかなぁ。さらなる続編があるならばジャン・レノをもっとメインでお願いします。
| 固定リンク
「映画・テレビ」カテゴリの記事
- 映画「天使の分け前」(2013.06.13)
- 映画「屋根裏部屋のマリアたち」(2013.05.29)
- 映画「ハッシュパピー バスタブ島の少女」(2013.05.27)
- 映画「リンカーン弁護士」(2013.05.06)
- 映画「偽りなき者」(2013.05.05)
この記事へのコメントは終了しました。
コメント