映画「カールじいさんの空飛ぶ家」
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up
アメリカ
2009
09年12月公開
劇場鑑賞 |
このところ忙しく、鑑賞から10日以上経過してしまいましたが、ようやく感想を書けました。
ピクサーの新作、ディズニーファンとしては見逃せません☆
個人的には吹替え版には抵抗ありまくりなため、3D字幕版を観ようかなとも思ったのですが、字幕の3D版は時間が合わなかった為、普通の字幕版での鑑賞です。
冒険家チャールズに憧れていたカール少年は同じように冒険を愛する少女エリーと出会い、いつか南米にあるというパラダイス・フォールズという伝説の場所に行こうと夢を語り合う。月日は流れ、2人は結婚し、年老うまで幸せな日々を送るが、幼い日の夢を叶えぬままエリーは先立ってしまう。
子供時代から2人で夢を育んできた家の周囲が開発され、立ち退きを迫られた78歳のカールは、一大決心をし、亡き妻との夢をかなえるため、家に結びつけた多数の風船とともに、空へと飛び上がり、パラダイス・フォールズを目指すのだが、近所に暮らすボーイスカウトの少年ラッセルが一緒についてきてしまう・・・
いやはや、とっても良い作品でした。
宮崎駿氏のコメントは、皮肉っぽくて正直あまり褒め言葉になってないような気もするんですが、それでも氏の述べられているように、冒頭の追憶の場面の完成度の高さは本当に素晴らしかったと思います。
あの場面だけで、最後にカールじいさんが風船をつけた家に乗って空に向かう場面で終わらせて5分くらいの短編映画にしたら、それはそれでとんでもない名作短編として後世に名を残したのではないかと思うくらいに良い。
特に、追憶の後半、寝ているエリーの前に風船が飛んでくるあたりからは涙腺がゆるみまくりですよ。
ピクサーの脚本力と技術力を持ってすれば、このまま、感動の名作を作り上げることもできたのではないかと思うんですが、さすがはピクサー一筋縄ではいきません。なんとビックリ、本編はハラハラドキドキの冒険活劇!
こういうベタな冒険活劇作品ってこのところあまりお目にかからない気がするので、子供達は本当に楽しめたんじゃないかと思います。自分も気持的には『ラピュタ』をはじめて見た小学生の頃の気持ちになってましたよ。
あと、今回もいつも通りにおまけ短編付でしたが、個人的にはイマイチだったかなぁ。ピクサー短編のマイベストは『カーズ』と同時公開だった『ワンマンバンド』かなぁ。
さて、この作品を観ていて感じたのは、ピクサーはアニメであることの分をわきまえているな、ということでした。
人間が主人公のこの作品、ピクサーであれば、もっと人間をリアルに描くこともできるし、もっと現実的でリアルなストーリーで見せることもできたはずなんですが、この作品では、非現実的な設定や場面や映像で溢れているんです。大体、冒険家チャールズ、あんた何歳なんだよ!な勢いですし。
アニメだからこそ、描けることがあるし、常識を超えた表現や展開だって、気にすることは無い。リアルな物語を描きたいのであれば、本物の人間でライブアクションの映画を作ればいいわけで、存分にエンターテイメントを追究して、「だってアニメだから」と開き直り、そこから、実写では表現不可能な素晴らしい作品を創造しようとするピクサーの意欲がバシバシと伝わってくるような感覚を覚えました。
ストーリー的な話だと、カールたちの憧れの冒険家が悪役になるという展開が、何気に現実の厳しさを描いている感じで面白かったです。そして、本来ならば夢がガタガタと音を立てて崩れ落ちそうな状況にも関わらず、カールが妻との夢をかなえるために(その夢だって、チャールズが与えてくれたものなのに!)、家を引きずる姿は涙涙涙ですよ。てか、この物語、見た目以上に深いよ~。
冒頭の追憶の場面の中に、あまりに異質で影のあるシーンが挿入されていたのですが、ラストに2人が並んでいるシーンを観て、パラダイスフォールに行くのと同じくらいにカールとエリーが望んであろう、探検バッジの後継者を見つけることができたのだなぁと思うと、胸がいっぱいになってしまいました。
ただ、個人的には、完全な勧善懲悪展開だったのがちょっと残念で、チャールズに何らかの救いがある映像をチラリとでも挿入してくれた方が嬉しかったかなぁと。結構、この当たりシビアですよね。
ところで、チャールズの声、トラップ大佐ことクリストファー・プラマーでしたね~。まさかアニメであんな役をやってくれるとは!
ディズニーで南米というと、『ラテン・アメリカの旅』や『3人の騎士』といった1940年代の作品ですが、この『カールじいさん』という作品、これらにも参加したメアリー・ブレアの影響を受けているのは確実で、家の壁に描かれるパラダイスフォールの絵なんか、まんま彼女のタッチを引き継いでいましたね。南米の色使いとか。夏に行ったメアリー・ブレア展を思い出しながら見ちゃいました。
で、で、で、で、で、
妻を亡くした頑固老人が近所に住むアジア少年と出会い、やがて彼に自分の夢を託していく、ってのがそのまんま『グラン・トリノ』なんですが・・・。ネタが丸被りですが、それぞれにそれぞれの良さがあってどちらも好きな作品となりました。
てか、最近のディズニー、実の親に愛されなくても、他人であっても心から思ってくれる大人が近くにいれば幸せっていう路線を突き進んでますよね。時代なんですかねぇ。
で、家型のゴンドラに乗って、秘境を旅するアトラクションはいつ頃登場するんでしょうか?(←もはやディズニー映画を観たときのお決まりの疑問)
<最後に一言>
この映画の予告編はちょっと酷い。どうせ日本人は英語が分からないだろうとでも思ったのか、英語で喋っている内容とはまるで異なる字幕をつけ、さらに、それが映画の内容とも異なったものを想像させるように仕組んである。こういのって、なんか、作品に対して失礼だと思ふ。
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◇
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★★★★
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今回はピクサー純正、本気モードで3Dワールドが展開される!
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『 カールじいさんの空飛ぶ家 3D 吹替え版 / 77点 / UP 3D 』 2009年 アメリカ 103分
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ゴテゴテした日本語タイトルとは裏腹に、アメリカの原題タイトルは極めてシンプル。
そのロゴの映画上の登場も、過去になくさりげなく短く表示。
さて、その中身は?!
全く予想してなかったことだが、
家が空を飛ぶだけではすまされない、かなり奇想天外!な展開に驚嘆。
(なんか宮崎 駿の影響も、ところどころに?)
と思ったら、いつの間にか心打たれている。
こんな映画、ありか?!
まいりました。
う〜ん...
(この表現、グラントリノ以来)
実はNYに知り合いが行ったので、そのお土産にアメリカで発売さ... [続きを読む]
受信: 2009年12月27日 (日) 17時59分
» 映画<カールじいさんの空飛ぶ家> [美味−BIMI−]
カールじいさんの空飛ぶ家、観てきました!
とにかく”切ない”映画です・・・。
愛する妻が死にました。だから私は旅に出ます。
TVから流れるこのナレーション。
世界で最も大切な人を失ったとき、あなたならどうしますか?
私なら?????なんて想像しながらの視聴でした。
とにかく始まってすぐ、ウルウルくる、みゅうみゅう。。。
子供の頃、冒険が好きだからこそ出会えたカールとエリー。
結婚してエリーが亡くなるまでのストーリーは、ほんの数分でした。
台詞は、ほとんどなし・・・。
音楽のみで流... [続きを読む]
受信: 2009年12月28日 (月) 11時04分
» カールじいさんの空飛ぶ家 [pure's movie review]
2009年 アメリカ作品 103分 ディズニー配給
原題:UP
STAFF
監督:ピート・ドクター
脚本:ボブ・ピーターソン ピート・ドクター
CAST【声の出演】
エドワード・アズナー ジョーダン・ナガイ ボブ・ピーターソン クリストファー・プラマー
【日本語吹き替え】
飯塚昭三 立川大樹 松本保典 大塚芳忠 高木渉
宣伝の仕方がうまい。「愛する妻が死にました。だから私は旅に出ます。」という台詞と、大量の風船で家ごと空を飛んでいるおじいさんの画はそれだけでインパクト大で涙を誘われるのが容易... [続きを読む]
受信: 2009年12月30日 (水) 22時27分
» カールじいさんの空飛ぶ家 [ともやの映画大好きっ!]
(原題:UP)
【2009年・アメリカ】試写で鑑賞(★★★☆☆)
ピクサー映画の10作目にして、初の3Dアニメーション。
偏屈で孤独なガンコ老人が亡き妻との約束を果たすべく、我が家に大量の風船をつけて大冒険に出発するアドベンチャー映画。
1930年代。伝説的な冒険家チャールズ・マンツ(声:クリストファー・プラマー)。世界中を旅して、数々の歴史的な遺跡や動植物を発見していった。ある時、南米の秘境で"パラダイスの滝の怪物"とされる骨を持ち帰るが、全米冒険家協会からニセモノと鑑定されてしまう。プライド... [続きを読む]
受信: 2010年1月 4日 (月) 10時26分
» 映画:カールじいさんの空飛ぶ家 3D [よしなしごと]
2010年、2本目は ディズニー映画のカールじいさんの空飛ぶ家を3D字幕版で観てきました。
3D字幕版はやっている映画館が少なく、数少ない映画館でも1日1上映だったりしますので、お正月休みのなか会社に行くよりも早起きして映画館に行ってきました。... [続きを読む]
受信: 2010年1月12日 (火) 00時24分
» カールじいさんの空飛ぶ家 [映画、言いたい放題!]
アニメは日本が一番と思っているので
海外のアニメはつい敬遠してしまうのですが、
この作品は評判がいいですね。
と思ったら、ピクサーですか。
なるほど、
観てみましょう。(^^)
いろいろ鑑賞方法(?)があるのですが、
今回は2D、字幕で観ました。
冒険好きな少... [続きを読む]
受信: 2010年6月15日 (火) 00時10分
» カールじいさんの空飛ぶ家 [★★むらの映画鑑賞メモ★★]
作品情報
タイトル:カールじいさんの空飛ぶ家
制作:2009年・アメリカ
監督: ピート・ドクター、ボブ・ピーターソン
出演:エドワード・アズナー、クリストファー・プラマー、ジョン・ラッツェンバーガー、ジョーダン・ナガイほか
あらすじ:冒険に憧れる少年カールは1軒の空き家で同じく冒険好きな少女エリーと出会い、意気投合する。成人した二人はやがて結婚し、初めて出会った空き家を新居とした。二人の間に子供は授からなかったものの、”伝説の滝”パラダイス・フォールについて語り合い、いつかそこに行こうと約束する。... [続きを読む]
受信: 2010年8月 6日 (金) 01時15分
» カールじいさんの空飛ぶ家 UP [映画の話でコーヒーブレイク]
休み明け、旅行後、間があくと文章を書く気力が萎えてしまう私です{/dogeza/}
あれやこれや書きかけであと少し手を加えればアップできるのに・・・チンタラ{/hiyo_shock1/}
おしゃべりは好きだけれど、元々筆不精なんです。
そんな気持ちを上げようと、「カールじいさんの空飛ぶ家」を鑑賞。
この映画の原題は「UP アップ」なんです。
私のやる気玉にも風船付けて飛ばした〜い{/m_0145/} 喝〜!{/m_0153/}
{/m_0145/}... [続きを読む]
受信: 2010年9月11日 (土) 15時51分
» カールじいさんの空飛ぶ家(感想182作目) [別館ヒガシ日記]
カールじいさんの空飛ぶ家はWOWOW鑑賞し [続きを読む]
受信: 2011年1月 9日 (日) 12時20分
» カールじいさんの空飛ぶ家 [RISING STEEL]
カールじいさんの空飛ぶ家 / UP
愛妻エリーに先立たれて以来、すっかり頑固者になってしまった老人カール。
しつこい立ち退き勧告に痺れを切らした彼は家に無数の風船をくくりつけて大空に飛びたって...... [続きを読む]
受信: 2011年2月 3日 (木) 12時02分
» ■映画『カールじいさんの空飛ぶ家』 [Viva La Vida! <ライターCheese の映画やもろもろ>]
ピクサーの最新作『カールじいさんの空飛ぶ家』は、2009年度カンヌ映画祭のオープニング作品に選ばれた作品。
(アニメ作品としては史上初!)
それも納得の大名作です。
美しい映像とユニークなキャラクターたちが織りなす素晴らしい物語。
映画でしか表現できない夢がたっ... [続きを読む]
受信: 2011年6月 7日 (火) 23時40分
コメント
こんばんは^^
コメントありがとう御座います。
ピクサーが描くものってそれが人間でも動物でもおもちゃでもロボットでも、そこには本物の人間性が描かれてますよね。その本物に私たちは魅せられてしまうように思います。
セリフやナレーションが無くても、映像表現だけで心に直接訴えかける手法は他に真似が出来ないほど素晴らしいものだったと思います。技術におぼれず、技術はあくまで作品を活かす手段、そうした良い意味での計算づくなところも流石だと思いました。
投稿: KLY | 2009年12月20日 (日) 01時49分
こんにちは。
『つみきのいえ』に近い展開なのかと思っていたら、なんと、大冒険活劇!
まさか、こんなお話だなんて、いい意味で想像を裏切られましたね。
冒頭の回想の秀逸さは言うまでもないのですが、
長い人生、よく似たことがあったんだな、と自分の人生を重ねてみたり、
これから先に確実にやってくるであろう、どちらか1人の時間を想像したり、
我々の年代が観ると、これはいい年齢の大人への応援歌のようにも見えました。
思い出の品に囲まれて静かな余生を生きるのも1つ、
だけど、何にも失くしても、何歳からでも新しい人生は始められる…
そんなメッセージが強く響いてきました。
投稿: 悠雅 | 2009年12月20日 (日) 14時52分
>KLYさん
TB・コメントありがとうございます!
他社のCG作品はどちらかという苦手なんですが、
ピクサー作品は本当にその中に心が感じられて、
毎回毎回新作が楽しみになってしまいます。
彼らの技術力をもってすれば、
もっともっと映像だけで楽しませる作品も作れたと思うんですが、
ちゃんと映画をコンスタントに生み出すことのできる
貴重な会社ですよね。
次回作はトイストーリー3ですが、
ピクサーが挑戦する三番煎じがとても楽しみです。
* * *
>悠雅さん
まさか、カールがあそこまで
活躍するとは思いませんでしたよねぇ。
自分が年をとったときに、改めて見直さなくては!
と強く思う一方で、それよりも前に、
まずは結婚をしなければ、
と出だしから高いハードルがあることに気づいたり・・・。
ピクサーは本当にどの作品も良いのですが、
自分が一番好きなのは「トイ・ストーリー2」です。
まだご覧になられていませんでしたら第1作目と合わせて是非♪
投稿: ANDRE | 2009年12月21日 (月) 00時13分