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2010年2月11日 (木)

映画「ウェディング・ベルを鳴らせ!」

ウェディング・ベルを鳴らせ! [DVD]

Zavet

セルビア フランス

2008

09年4月公開

DVD鑑賞

昨年の公開時に面白そうだなぁと思っていた作品。セルビアなんて歴史の授業に登場するくらいで、人々がどのような暮らしをしているのかとか全然知らない国なので、それを見るだけでワクワクします。

エミール・クストリッツァ監督は非常に高く評価されている監督ですが、自分が観るのは『それでも生きる子供たちへ』(感想)の中の短編に続いて2作品目。ちなみに短編の『ブルー・ジプシー』は結構好きでした。

主人公は山間の村に祖父と2人で暮らす15歳の少年ツァーネ。少年の将来が気がかりな祖父から、街に行って牛を売ったお金で、聖ニコラスのイコンと何かお土産を買い、そして、花嫁をつれて帰るように言われ、ツァーネは一人町へと赴く。

町でたまたますれ違った少女ヤスナーに一目ぼれしてしまったツァーネは彼女にアプローチするが、マフィア達とのトラブルに巻き込まれてしまい・・・。という物語。

えっと、なんかとっても感想を書くのが難しい映画です。奇人変人大集合みたいな感じで、次々と現れる個性的なキャラクターたちが、笑うに笑えないコテコテのギャグを連発し、やたらと小ネタ満載な作品でした。でもって、全体的に牧歌的な雰囲気もあって、主人公の見た目が幼いこともあって子供向け映画のような感じもするのに、やたらめったら猟奇的で下ネタも満載なため、もう何がなにやらよく分からなくなってしまいました・・・。

日本で言うと、クドカンとか三木聡とかの作品のノリに近いと思うんですが、文化的な背景を共有していない為、笑いどころがつかみづらい部分も多く、結構置いていかれてしまったような印象です。

ベタな笑いの部分はベタすぎて、どこまで本気なのか心配になってしまうくらいだったんですが、それを理解したうえでその状況を笑えればもっと楽しめたのかなぁ・・・。スラップスティックなドタバタは嫌いじゃないんだけどなぁ。

あと、セルビアあたりは政情が不安定なイメージが強いんですが、内乱的な部分も風刺化して笑い飛ばしてしまっている箇所もあって、なかなか奥は深そうなのですが、イマイチつかみきれず。

てか、少年が童顔なのに、直接的な下ネタがあったりするので、そこまでやってしまうのか!とちょっと驚いてしまったり、割とスプラッターな場面もあって目を手で覆ってしまいそうになったりで、これらを全部ブラックユーモアで笑ってしまえれば楽しいんだろうけど、自分にはちょいと刺激が強すぎたように思います。

そんなわけで楽しい映画ではあるけれど、ちょっと置いていかれてしまい、疲れちゃったかなぁという感じも残ったのでした。

あ、そうそうカラオケ大会のシーン、結構好きでした。

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