映画「男と女の不都合な真実」
the ugly truth アメリカ 2009 09年9月公開 DVD鑑賞 |
軽いラブコメを見たいと思い、DVDがリリースされたばかりのこの作品を見てみました。
テレビの報道番組のプロデューサー、アビー(キャサリン・ハイグル)は理想が高くなかなか恋愛を成就させることができずにいた。あるとき、男が求めているのは体の付き合いだと豪語するマイク(ジェラルド・バトラー)が彼女の番組に出演することになり、セクハラ発言を連発。アビーは激怒するが、彼の出演により番組の視聴率は急上昇。
やがてアビーは片思い中の隣人コリンとの恋を成就させるため、マイクからの恋愛指南を受けるようになるのだが・・・
なんか、主要登場人物が出そろった段階で、どのような展開になるのかが全て分かってしまうような内容の薄い作品ですが、そこそこには楽しめました。
内容が内容なだけに下ネタも結構多いのですが、コメディとしての面白さはいまいちだったかなぁ。レストランの場面とかやりすぎなくらいの下ネタなのに、全然面白くないっていう・・・。笑いの趣味ってのは人それぞれですが。
ストーリー運びも、なんだかとても強引にエレベーターのシーンに持って行ってしまったのがちょっと物足りない。アビーは彼女なりの強い恋愛信念がある様子だったのに、割とあっさりとマイクを受けて入れてしまったし。もうちょっと「男」と「女」の恋愛観の違いを、様々なシチュエーションでバトルさせるような展開だったら面白かったかなぁと思う。
ジェラルド・バトラー&キャサリン・ハイグルはどちらも好感な役者さんなので、下ネタ連発になってもそこまでやらしさがなかったですね。そういう意味では上手いキャスティング。
で、「不都合な」真実っていうタイトルが、何やらよく分からないのですが・・・。えーっと、何が「不都合」なの?謎の邦題作品がまたひとつ増えましたね。
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コメント
邦題はアル・ゴアの「不都合な真実」のもじりなのだろうけど、
http://www.amazon.co.jp/%E4%B8%8D%E9%83%BD%E5%90%88%E3%81%AA%E7%9C%9F%E5%AE%9F-%E3%82%A2%E3%83%AB%E3%83%BB%E3%82%B4%E3%82%A2/dp/427000181X
こういう、おおらかなラブコメ(婉曲表現)作品でタイトルにもじりがあると、なんだかAヴ(げふんげふん)ぽいよね。
ジェラルド・バトラー、こういう役似あいそう。
投稿: verde | 2010年2月18日 (木) 23時21分
>verdeさん
あ!「不都合な真実」ってドキュメンタリーがありましたね!
「不都合」は一体どこから来たのかと思ってたんですが、
なるほど納得です。こういう怪しげなもじりって、
未公開のDVDだけでリリースされる作品には多いですけど、
この手のちゃんと全国公開だった作品では珍しいですね。
そういえば、レンタル店の片隅とかに並んでる
洋画のB級セクシー映画の邦題はすごいっすよね。
(勝手に話をすりかえる)
ジェラルド・バトラーは「情熱のプレイ」(笑)ですからね~。
投稿: ANDRE | 2010年2月19日 (金) 01時37分