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2010年6月25日 (金)

映画「9<ナイン> 9番目の奇妙な人形」

 

9

アメリカ

2009

2010年5月公開

劇場鑑賞

6月の初めに、久々の劇場鑑賞で観たのにすっかり感想を書くのを忘れてしまってました。てか、観たことさえうっすらと忘れかけてました・・・。

舞台は人類の滅亡した地球。とある部屋で目を覚ました人形「9」は自分と同じように数字を割り振られた人形たちと出会う。外には機械でできたビーストという怪物が仲間たちを狙っていて、「2」が9の目の前でさらわれてしまい・・・

はたして、彼ら人形たちは何の目的で存在しているのか、地球が滅びた原因とは?

という物語。

ティム・バートン製作なんて聞いてしまったらやっぱりどんな内容か気になってしまいますよね~。ただ、もともと短編作品だったものを長編化したものということもあり、バートンのカラーはそれほど感じられない作品でした。

で、こういう感想を書くのは大変心苦しいんですが、久々に劇場で観た映画で微妙だなぁと思ってしまいました。

なんかストーリーが微妙で・・・。世界観はどちらかというと好きだっただけに残念。

9つの人形の性格付けも上手いし、大物俳優が目白押しの声優陣も良い感じ。しかし、肝心のストーリーがどうも受け付けられず。

ネタバレを含む感想ですが、批判的なツッコミばかりなので、あらかじめ御了承した上で反転させてお読みください。

自分はてっきり9人全員があのモンスターの中に取り込まれることで、モンスターが正義のマシーンに変身するとかいう流れかと思ってたんですが、あれよあれよと成仏してしまって、それだったら、彼ら人形たちが作られた目的は何だったの!?という感じで・・・。

しかも彼らは、9人で1人という存在なのに、犠牲になった仲間たちが成仏しちゃったら、中途半端な存在だけが残るって感じですよね。

物語も冷静に考えると、勝手に起動させて、いつでも解決方法が示された場所へ行くこともできただろうに、犠牲者多数出してしまうし。てか博士、人形作るだけ作って、説明不足にもほどが。何故ある程度の「記憶」を与えなかったの!?

途中までは結構ワクワクして観ていただけに、ラストにかけてのストーリーの詰めの甘さが気になってしまったんですよねぇ。80分くらいしかないのに、途中かなり眠くなってしまったし。

ただ、劇場を出るとき、僕のすぐ後ろにいたカップルは2人してこの作品を大絶賛していたので、単に僕がこの作品の良さをしっかりと理解できなかっただけなのかもしれません。

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コメント

内容は大してひねりが無いし、ラストも希望が持てるんだか持てないんだか中途半端。
監督自身が言うように時間がなく、脚本の練り込み不足。

とは思いますが、私はこの映画大変気に入りました。
極端にいうと筋書なんかどうでもいいくらいで、この人形が出るだけで十分でした。

投稿: KGR | 2010年7月 1日 (木) 21時43分

はじめまして。

私もストーリーについては、イマイチでした。自分が起こした問題を自分で解決するところにがっくりしましたし、結局のところ的を倒しただけで、なんの解決にもなっていないところも、溜め息でした。

ですが、キャラクターのビジュアルとか、世界観とか、戦闘場面のアイディアとか、おもしろいところもたくさんあったので、映画としてはけっこう楽しめました。

大人のダークファンタジーということでどうでしょうか?

投稿: naotomo | 2010年7月 2日 (金) 02時23分

> KGRさん

コメントどうもありがとうございます。

この作品、脚本の問題点などを指摘しながらも
作品自体は嫌いではないという方が結構多いように思います。
世界観やキャラクターなど、
確かに自分もとても好きだったんですが、
鑑賞時、睡眠不足気味だったこともあり、
途中で猛烈な眠気に襲われれてしまったりで、
自分はそこまではまりきることができませんでした。

* * *

> naotomoさん

コメントどうもありがとうございます。

naotomoさんもストーリー的には
不満を感じながらも
その他の部分で楽しまれのですね。

影像面の満足度は確かに高かったのですが、
自分は結構ストーリー性を重視してしまうので
そちらの印象のほうが強くなってしまったかなぁと思います。

大人向けのダークファンタジーという御意見には賛成します!

投稿: ANDRE | 2010年7月 4日 (日) 00時47分

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