映画「PUSH 光と闇の能力者」
push アメリカ 2009 2009年11月公開 DVD鑑賞 |
公開時、ちょっと面白そうだなぁと思ってた1本。
超能力者たちが国家機関によって管理される世界が舞台。あるとき、政府の機関から記憶を操作できるPUSHという能力を持ったキラという名の能力者が脱走する。
そんな折、香港に暮らす念動力者であるニックのもとにキャシーという予知能力者の少女が現れ、ニックはキャシーと共にキラを探すことになるのだが・・・
超能力者たちが一つの能力に特化していて、それぞれが一長一短ていう設定がなかなか面白かったです。さらに、主人公達の能力も未熟で超能力者とはいえ、ものごとがなかなか上手く運ばないってのも面白い。
舞台が香港ってのも意表をつかれてなかなか楽しめました。
しかし、全体の印象はなんとも微妙。
ストーリーそのものが単純なのは、変に分かりづらくなることもないので全然構わないんだけど、せっかくの超能力合戦がいまいち面白くない。
さらに肝心の超能力に特殊な名前を与えているのに、全体的に説明不足で全部把握できるようになるまで、何が何やらよく分からない感じで置いていかれてしまうんですよねぇ。
ストーリーもかなり大風呂敷を広げたプロローグがあった割には、こじんまりとまとまりすぎてたかなぁと。
続篇がありそうな雰囲気もあったので、上手く設定を生かせば傑作ができる可能性もあると思うので、ちょっと楽しみに待っていようと思います。
それにしても、ダコタ・ファニングはこういう映画も器用にこなしますね~。
あと、個人的にはひたすら叫びまくるだけのブリードたちが結構お気に入り。
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