映画「パーフェクト・ゲッタウェイ」
a perfect getaway 米 2009 2010年1月公開 DVD鑑賞 |
衝撃の結末的なことが書いてある映画はやっぱり気になってしまうんですよねぇ。
ハワイを旅するシドニー(ミラ・ジョボヴィッチ)とクリフの新婚カップルは、カウアイ島の奥地にあるビーチを目指しトレッキングをすることになる。そんな中、オアフ島で起こった殺人事件の容疑者である男女がカウアイ島に入ったとのニュースが入ってくる。
そして、2人はトレッキングの途中、どこか怪しげな2組のカップルに遭遇するのだが・・・
ハワイの景色がとーっても美しくて、それを見てるだけでも楽しい作品なんですが、衝撃の結末の方は、うーん、衝撃どうこう以前に見せ方がやや反則的な気が。
頑張って解釈すれば、「あ、あのときの会話はこういうことだったのか!」と思えなくもないけれど、そう思うためにはかなり頑張らなければいけない。てか、真犯人の会話がわざとミスリードさせるような内容で不自然すぎるため、真実が明らかになったときの爽快感がやや低めなのが残念。
あと物語が動き始めるのがちょっと遅い。なんだか分からないけど不気味、という雰囲気だけで作品の大半の部分を引っぱるんだけど、緊迫感や不気味さをもうちょっと感じたかったです。
真実が明らかになってからがこの作品の本番で、アクション部分はなかなかに面白かっただけに、もっと早い段階でネタばらしして、こっちのアクションにシフトしても良かったんじゃないかなぁと。
<ややネタバレなぼやき>
反転させてどうぞ。
ラスト、どうせなら、再び被害者になりすまして終わる犯人視点でのハッピー(?)エンドになる後味の悪い結末にしたほうが、映画としては面白かったと思う。
ここまで。
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