映画「ロード・トリップ パパは誰にも止められない」
college road trip アメリカ 2008 日本未公開 DVD鑑賞 |
軽いコメディを観ようと思って借りてきた未公開作品。
警察署長のジェームス(マーティン・ローレンス)は成績が良く弁護士を志している娘のメラニーを溺愛し、彼女が家から通える距離にある大学に進学することを強く望んでいた。しかし、メラニー自身は遠く離れたジョージタウン大学への進学を希望し、運良く面接を受けられることになる。友人らと共に大学の下見を兼ねた旅を計画するのだが、ジェームスが娘のジョージタウン大学への進学を阻止しようとして・・・。
予想通りと言うかなんというか、内容が無いよぅという感じの作品で、ドタバタを楽しみながら家族愛にホロリとしましょうという映画ですね。
ものすごく面白いかと言えばそうでもないのですが、つまらなくもないので、ボケーっと深いことを考えずに軽く楽しむにはちょうど良いのではないでしょうか。ディズニー作品とはいえ、あまりにも「教育上悪くない」作品に仕上げすぎてる感はありましたが。
ドタバタのスケールがどんどん大きくなっていって最後はいくらなんでもそれはやりすぎだろ、という感じで目的地の大学の到着してしまうのにはビックリ。
それにしても、これは子離れができてないとかそういうレベルを超えてる気がする。普通に犯罪レベルだし。
あと、弟のキャラが扱いも含めてちょっと中途半端でうまく使いきれてなかったかなぁ。
途中、ミュージカル好きの親子が出てくるんですが、ものすごいハイテンションでミュージカルの歌を歌い踊る姿がとても滑稽に描かれているものの、出会った時に「Getting to know you」(王様と私)、別れるときに「So long farewell」を歌って踊るってのを自分がリアルにやったことがあるため、笑うに笑えず・・。
このミュージカルネタは結構最後まで引きずられるんですが、ミュージカルつながりで、「ハイスクールミュージカル」シリーズのライアンでおなじみのルーカス・グラビール君がものすごいチョイ役で出ていましたねぇ。
この作品、日本が結構出てくると思ったら、脚本がエミ・モチヅキとなっているので日本人もしくは日系の方みたいですね。それにしては日本人の団体さんが乗ってるバスに書かれてる文字が「米国での経験」とか意味不明な感じだったんですが・・・。
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