映画「ハングオーバー!消えた花ムコと史上最悪の2日酔い」
the hungover アメリカ 2009 2010年7月公開 DVD鑑賞 |
アメリカでヒットしているときからちょっと気になっていたコメディ映画。
iTunesで映画レンタルが始まったので、どんなものなのか試してみるために1本選んでみました。そんなわけでiPadでの視聴です。
結婚式を2日後に控えたダグ(ジャスティン・バーサ)は親友のフィル(ブラッドレイ・クーパー)とスチュアート(エド・ヘルムズ)、そして義弟となるアラン(ザック・ガリフィアナキス)と共に、独身生活最後の夜を楽しむためにラスベガスへと旅に出る。
ホテルにチェックインしパーティを始めた彼らだったが、そこで記憶が飛んでしまい、翌朝、フィルとスチュアート、アランの3人がホテルの部屋で目覚めると、ダグの姿がなく、荒れ放題になっている部屋には何故か一頭のトラが。さらに、スチュアートの歯は抜けていて、クローゼットには誰の子だか分からない赤ん坊まで。
昨夜の記憶が全くない3人は、行方不明のダグを探しはじめるのだが・・・
噂どおりに楽しい映画で気楽にコメディを楽しみたいときにはうってつけの1本ですね。
ただ思っていたよりもバカじゃなかったかなぁ。あと、最後の真相も割とあっさりとしていて、もっと細かな伏線が一気につながって唸ってしまうようなのを期待していたので、ちょっと拍子抜け感があったのは否めず。
ま、いきなりの御本人登場にはビックリでしたけどね。しかし、そのインパクトにちょっと頼り過ぎていて、そこからもう一歩先のミラクルな展開があったほうが良かったかなぁ。なんだかんだでどれもこれも、真相としてはインパクトが弱い。
って、別にミステリ映画じゃないんですけどね・・・。
こういうコメディは出演者たちがワイワイと楽しそうな作品はやっぱり観ている方も自然と笑みがこぼれおちてしまうんですが、この作品のヒットの要因もそのあたりにありそうですね。メインの3人が3者3様に良い味をだしていて、分かりやすい役割分担がある上に、ちゃんとこちらの期待するところで期待通りのボケをしてくれるところが嬉しかったです。
エンドロールで失われた夜の写真が出てくるんですけど、この写真もちょっとインパクトが弱かったんですよね。ベガスで酔って記憶をなくして大騒ぎって共通点のある映画「ベガスの恋に勝つルール」の真相ビデオの映像の方が個人的には好き。
そうそう、このサブタイトルがやたらと長い上に説明的なのが気になる。英語のハングオーバーってのが二日酔いだってのがそこまで知られていないのを考慮するのであれば、カタカナ使わないでもうちょい気のきいた邦題にしても良かったんじゃないかと思う。
色々書きましたが、映画としては結構好きですよ☆
どうやら続編もあるみたいですが、はてさてどんなバカ騒動が繰り広げられるのか、さらなるパワーアップに期待してます。
| 固定リンク
「映画・テレビ」カテゴリの記事
- 映画「天使の分け前」(2013.06.13)
- 映画「屋根裏部屋のマリアたち」(2013.05.29)
- 映画「ハッシュパピー バスタブ島の少女」(2013.05.27)
- 映画「リンカーン弁護士」(2013.05.06)
- 映画「偽りなき者」(2013.05.05)
この記事へのコメントは終了しました。
コメント
英語のタイトルは"The Hangover"だよ。 :-p
投稿: Susie Q | 2010年12月22日 (水) 17時15分
>Susie Qさん
Hangover⇒名詞
Hungover⇒形容詞
ですね。
どうもありがとうございます。
投稿: ANDRE | 2010年12月27日 (月) 00時59分