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2011年3月24日 (木)

映画「ソウル・キッチン」

 

soul kitchen

ドイツ

2009

2011年1月公開

劇場鑑賞

ドイツの映画は結構面白いモノが多いので、ヴェネチア国際映画祭で審査員特別賞を受賞した作品と聞き楽しみにしていた1本。

主人公ジノスは「ソウルキッチン」というレストランを経営しているが、店の経営は決して良い状態ではなく、キッチンの整備もままならず税金も滞納していた。そんな中恋人が仕事で上海に行ってしまい、服役中の兄イリアスは仮出所のために店の従業員として籍を置かせてもらいたいと頼みにやってきて、挙句の果てに、椎間板ヘルニアになってしまう。

調理場に立てなくなってしまったジノスは、偶然出会った天才シェフのシェインを雇う。冷凍を解凍するだけの適当な料理しか出していなかったソウルキッチンではアル中頑固シェフの作る料理に戸惑いながらも、次第に客が入るようになり、兄のイリアスが盗んできたDJセットで店は連夜の大賑わいに。しかしジノスの旧友である不動産屋が店の土地を狙うようになり・・・

うーむ、なんか期待して過ぎてしまったのかもしれない。

もうちょっとコメディ色が強い作品だと思っていたのですが、意外とそうでもなかったんですよね。恋人関係のエピソードは結構楽しかったんですけどねぇ。主人公が移民という設定で、しばしば移民問題が取り沙汰されるドイツ社会のナイーブなところでもがく主人公を描いているという点では面白い作品だったかなぁと思います。主人公の粘り強さは必見。

癖の強い脇役たちもなかなかに味があって、裏に住んでるおじいさんなどは結構好きなキャラだったんだけど、いまひとつ生かしきれてないような印象もあって、あのシェフなんかもっと面白く使えたんじゃないかなぁとか思ってみたり。

全体にテンポの良い作品だし、上映中は飽きることなく楽しんではいたけれど、ちょいと自分には合わなかったかなぁ・・・。

そんなわけで短めの感想でした。

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『ニューヨーク、アイラブユー』の監督の一人ファティ・アキン最新作。ハンブルクにある大衆レストランのオーナーと、その兄を中心とした仲間たちを描いたヒューマンコメディだ。主演に本作の脚本も務めるアダム・ボウスドウコス。共演に『es[エス]』のモーリッツ・ブライブトロイ。舞台となっているソウル・キチッンは実際に監督が通っていた店がモデルだという。 ... [続きを読む]

受信: 2011年3月24日 (木) 00時46分

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ここのところ体調を崩していたこともあって、更新が数日滞ってました。 GyaO!のオンライン試写会が当たって、1/22公開の『ソウル・キッチン』を観ました。 劇中で流れる音楽も魅力的な、楽しめる作品だなーと思います。 ******************** 『愛より強く』『そして、... [続きを読む]

受信: 2011年3月26日 (土) 03時11分

» ソウル・キッチン [だらだら無気力ブログ!]
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受信: 2011年10月 7日 (金) 00時06分

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