映画「ベスト・キッド」(2010)
the karate kid アメリカ 2010 2010年8月公開 ブルーレイ鑑賞 |
昨年の話題作。ジャッキーがミヤギの役どころをすることに時の流れを感じつつ、どのようにリメイクされているのか楽しみにして観てみました。
物語は母と2人で暮らしているドレ(ジェイデン・スミス)は、アメリカから北京へ引っ越すところから始まる。ドレは公園でバイオリンを弾く少女メイと出会い親しくしたことから、チョンをリーダーとする近所のいじめっ子たちの標的となってしまうが、アパートの管理人ハンに助けられ、やがて、ハンはドレにカンフーを教え、大会でチョンに勝つことを目指し特訓を開始する・・・
おぉ~、思ったよりもオリジナルをしっかりと踏襲したリメイクでしたね~(といってもオリジナルを見たのは結構昔なのであまり覚えてないのですが・・・)。ま、舞台が中国で完全にカンフーなのに原題が「カラテキッド」なのはもう苦笑するしかないんですが(笑)
この手の作品なシンプルにまとめたほうが爽快感があると思うので、2時間以上あるのはちょっと長すぎだと思いましたが、なかなかに面白い作品でした。
主人公ドレ君、お調子者な性格で、いじめられるんだけど、割と自分でしっかりと種をまいているところも多いし、変に見栄をはったりする少年で、主人公なんだけど、好感度はちょい低めですが、彼を演じたジェイデン・スミス君が非常に良いです。「幸せのちから」でもキラリと光る演技を見せてくれましたが、身体能力が高くコメディも泣きもばっちしこなすエンタメ性の高さは父親譲りですね~。
ベストキッドと言えば、トレーニングシーンですが、母親の小言がそのまま技につながってるってのはとても見事で、自分もジャケットかけてみようかな、とか思わせてくれるあたりとっても上手い。
ヒロインの子のエピソードが伏線が色々ありそうな感じだったのにラストにかけてそれがあまり回収されなかったのがちょっともったいなかったかなぁ。ダンスとか(ちなみにダンスの曲がレディ・ガガで、旬なところをちゃんと盛り込んでるところに驚きました)。
ラストの競技会の場面も先が分かってるのにも関わらず一緒になって手に汗握ってしまったし、こういう爽やかな映画は観ていてとても気持ちが良いです。この試合シーンで出てくる変顔ネタは制作陣が思っているほどには面白くないと思いましたが・・・。
あとやっぱり、ジェイデン君のアクションも良いんだけど、ジャッキーのアクションはものすごい安心感があって、観ながらこっちのテンションも一気に上がりますね。主役はジェイデン君とはいえ、もうちょっとジャッキーも見たかったなぁ。
主題歌は今をときめくジャスティン・ビーバー君でしたが、まぁ、特にコメントはなしです。
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