« 映画「ハンサム★スーツ」 | トップページ | 「Walk the Blue Field」 Claire Keegan »

2011年4月17日 (日)

エンタ☆メモ 4月号

2月末に親知らずの抜歯をして以来なんとなく体調不良が続いていたのですが、そんなところに3月11日の地震が発生し、先月はエンタ☆メモをまとめることができませんでした。

今月もいきなり風邪をこじらせたのか39度前後の熱が5日ほど続いてしまい、なんともすっきりしない日々が続きブログの更新もすっかり滞ってしまいました。

と、暗い話題ばかりですが、3月をもってついに「学生」という肩書きがなくなりまして、今月からは今まで通っていたところの隣の部屋に通勤しております(熱のせいで勤務開始早々4日連続で休むという大失態もあったのですが・・・)。

そんなこんなで、新しい生活が始まった4月。とりあえず2月と3月に楽しんだエンタメをφ(..)メモメモ。今月の注目エンタメは時間が経ちすぎたので省略します。

特に面白かった作品に★をつけています。

■ 2・3月に観た映画

<劇場鑑賞>

「100歳の少年と12通の手紙」 ★

「ソウル・キッチン」

「ヒアアフター」

「塔の上のラプンツェル」 ★

「わたしを離さないで」 ★

大作からミニシアターまでなんともつかみどころのないチョイスですね・・・。本当は観たい作品が沢山あったのですが、3月の抜歯&震災の影響でほとんど観に行くことができず残念。

 

<DVD・ブルーレイ鑑賞>

「アダルトボーイズ青春白書」

「ハンサム★スーツ」

「ナイト&デイ」

「僕と彼女の漂流日記」 ★

「華麗なるアリバイ」

「お葬式に乾杯」

「サヨナライツカ」

「ヘヴン」 ★

こちらも未公開映画を含むバラエティに富んだチョイス。ただ、ものすごく面白かった!と思える作品にあまり出会えなかったのがちょっと残念。

 

■ 2・3月に読んだ本

<海外文学>

「ブーベ氏の埋葬」 ジョルジュ・シムノン ★

「フランク・オコナー短編集」 フランク・オコナー ★

「トーニオ・クレーガー他一編」 トーマス・マン

こちらも体調不良により読書がほとんどできませんでした・・・。しかも国内の作家の作品を全く読んでいません。4月からは電車に乗る機会が増える予定なので読書量も増える予定です。

 

<旅行記>

旅行記はブログで詳しい感想記事を書かないのでこちらで簡単に感想を。

「倫敦!倫敦?」 長谷川如是閑 ★

20世紀のはじめ、新聞の特派員として数か月ロンドンに滞在した著者が当時のロンドンの街並や文化、社会、人々などを非常に丁寧に記した1冊。時にユーモア溢れる表現でニヤリとしたり、西欧コンプレックスのないちょっと上から目線な辛辣なコメントにむむっと唸ったりとても面白かったです。滞在中に国王が崩御し、その際の街の様子が異邦人の視点で細かく記されているのも興味深かったです。英国好きの人には文句なしにオススメです。

 

「グアテマラの弟」 片桐はいり

映画「かもめ食堂」に出演した際に書かれたフィンランド旅行記「わたしのマトカ」が面白かったので、結構期待して読んだのですが、「わたしの~」ほどはハマれず。グアテマラに移住してしまった弟さんを訪ねた様子が書かれているのですが、やっぱり身内が出てきてしまうと、「わたしの~」みたいな鋭い視点(客観的な)が薄れてしまっていて、文章のキレも前作の方が良かったように感じました。ただ、現地に暮らす日本人という視点からのグアテマラを垣間見まる事ができるので、南米好きの人は面白く読めるのではないでしょうか。

 

「林芙美子紀行集 下駄で歩いた巴里」 林芙美子 ★

「放浪記」にヒットで得た財産で女性一人でシベリア鉄道にのりこんでパリまで向かった旅の様子が描かれた紀行文(他の旅の紀行文も収録されています)。印象的な言葉の多い作品で思わずメモを取ってしまった箇所が多数ありました。あとはなんといっても女性1人で旅をする彼女のバイタリティの強さにただただ圧倒されっぱなしでした。

 

<コミック>

2・3月のコミックネタで印象深いのは2月の「JIN」の最終巻。ドラマ化以前からずーっと単行本で読んでいたこともあり、かなり感慨深いものがありました。4月からドラマの続編も始まりますが、原作は割と納得のいく終わり方で一安心だった一方で、ドラマのオリジナル要素が微妙に原作の展開と矛盾してしまう部分があるので、その辺りがどのように処理されるのかが気になります。多分、大きな枠では同じ終わらせ方にするんだろうけど、ドラマはドラマでオリジナルの完結を準備するんだろうなぁ。

 

■ 2・3月の音楽

1月は1枚も新しいCDを聞かなかったのですが、2、3月は昨年発売のアルバムを含め、割と色々と新しい作品を沢山聞きました。そんな中から印象深かったタイトルを。

「Mission: Polarlights」 The Satellite Year

このところ電子的な音を上手く取りこむバンドが多いですが、こちらもなかなかポップに良い感じで仕上げていて、個人的にはかなり注目のドイツのバンド。

「When You're Through Thinking」 Yellowcard

祝活動再開。でも初期のころの方がバイオリン使いがカッコよかったよね。バイオリンは彼らの最大の特徴なのだからもっともっと目立たせても良いと思う。

「Vices & Virtues」 Panic at the Disco

前作の方が圧倒的に好きだけど、ちょいとダークな感じの今作も嫌いじゃないです。ストリングス使ってる曲が結構好き。全体の構成もコンパクトにきれいにまとまっていて1枚のアルバムとしてちゃんと楽しめるのが良いですね~。

「Yuck」 Yuck

Cajun Dance Partyのメンバーの新バンドってことでちょっと過剰に期待しすぎてしまったかなぁ。自分には全く合わず・・・。CDPはかなり好きなんだけどなぁ。

「Jonny」 Jonny

好きな音楽は「グラスゴーっぽいの」と答える自分には完全ストライクな1枚。1曲目から一緒に口ずさめちゃう親しみやすい作品です。こういうアットホームなアルバムって良いですよね~。

「Anatomy」 Born Crain

昨年新作を出していたことを今さら知りました。ピアノ好きにはたまらないです。Suemitsu and the Suemithとのコラボも嬉しい♪木村カエラの「Butterfly」のカバーはオリジナルの方が好きかな・・・。

「Good Ol' Fashioned Love」 The Overtones

こちらも昨年の作品。ただいまUKで人気沸騰中(?)のボーカルグループ。ちょいと懐メロチックな哀愁漂うハーモニーは聴きやすくてなかなかオススメです。

「Tangled」 サウンドトラック

「塔の上のラプンツェル」のサントラ。アラン・メンケンの書く曲は相変わらず素敵すぎる。自分はディズニー音楽のファンなので既にかなり聞き込んで、一緒に歌えるようになってきました~。詳しくは映画の感想を書くときに思いっきり熱く語る予定です。

 

そういえばBeady Eyeもちゃんと聞きましたよ。特にコメントなしですが。

ピアノ話。2・3月はメンデルスゾーンの「春の歌」を練習していたんですが、細かい音符がちょろちょろする曲が苦手なこともあり、なかなか形にならずせめて春らしい季節のうちには弾けるようになろうと頑張り中。あと、バッハの歌いづらさとも格闘中です。

2月の終わりにものすっごく久しぶりにカラオケに行ったら思いのほか盛り上がってしまい、同じメンバーで再び行こうという流れになっているのですが、リクエスト曲多数のためそちらも頑張って練習中です。

 

■ その他

・朝ドラ「てっぱん」が終了。駅伝くん、煮え切らない感じだったし、最初からあまり好感度高くなったし、まぁ、こういう終わり方も良いんじゃないでしょうか。割とジワジワと心に残る作品で嫌いじゃないですよ。後半、あまり見てないけど・・・。

・旅ものコミックエッセイとしては個人的には久々の大ヒットだった「30日間世界一周」が好きすぎて、ついにDVDを買ってしまいました(旅チャンネル見られないので)。やっぱり本物の映像がつくと面白さ倍増しますね。DVDとコミック、併せて何度もリピートしそうです。

・3月に来日していたミュージカル「Joseph and the amazing technicolor dream coat」を観に行きました。今やミュージカル界の大御所であるアンドリュー・ロイド・ウェバーとティム・ライスのデビュー作ということで初々しさに溢れていてなかなか面白かったです。これは改めてちゃんと感想書きます。

・2月からNHKのBSで放送されていた「大聖堂」、全話録画したもののまだ1話も観ていません。既にブルーレイに移し済みなので、どこかで時間取れたらゆっくり観てみようかなと。

・「金八先生ファイナル」、号泣でした。第1シリーズから第8シリーズまでスペシャル含めて全話観ているので、最後の卒業生大集合はひたすら懐かしかったですねぇ。自分が中3のときにやっていたこともあって第4シリーズが一番好きなんですが、ちょいと扱いが悪かったのが残念。ま、スルーされてしまった第3シリーズよりかはましなんですが・・・。第3シリーズも結構面白いと思うんですけどねぇ。このファイナル、せっかくなら半年は無理でも1クールのシリーズで放送してもらいたかったです。そしたら今回出演した生徒達ももっと愛着が持てたし。

|

« 映画「ハンサム★スーツ」 | トップページ | 「Walk the Blue Field」 Claire Keegan »

月刊エンタ☆メモ」カテゴリの記事

コメント

Yuck、私もCajunが好きだったので、買いましたよ。
私はANDREさんと間逆で、むしろCajunよりも好みでした!

でも聴いてすぐ「あ、これCajunファンにはウケないな」って感じたので、ANDREさんの感想もよく分かります。
結構、ガレージ系の乾いたギターロックですからね。

ANDREさんには、The Pains Of Being Pure At Heartの新譜が、オススメかも??
草食系男子御用達って感じで、キラキラした爽やかなサウンドですから!
良かったら、マイスペなどでチェックしてみて下さいませ。

投稿: RAY | 2011年4月17日 (日) 20時24分

>RAYさん

コメントどうもありがとうございます。
Yuck、Cajunのメンバーとか事前の情報が邪魔しすぎて
変な期待をしてしまったのも悪かったのですが、
なんか違うなぁと思ってしまいハマることができませんでした。

そして、オススメありがとうございます!
早速聴いてみました。
ざっと聴いた感じ、嫌いじゃないです。
全くノーチェックのバンドだったので、
Youtubeなんかで色々聞いてみたいと思います。

投稿: ANDRE | 2011年4月20日 (水) 00時20分

この記事へのコメントは終了しました。

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: エンタ☆メモ 4月号:

« 映画「ハンサム★スーツ」 | トップページ | 「Walk the Blue Field」 Claire Keegan »