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2011年5月

2011年5月22日 (日)

映画「サヨナライツカ」

サヨナライツカ [DVD]

サヨナライツカ

韓国

2010

2010年1月公開

DVD鑑賞

久々に邦画。海外が舞台のラブストーリーということで風景の美しさ&マンダリン・オリエンタルが使われているというのがちょい気になっていた1本。久々の中山美穂も楽しみにしつつ鑑賞してみました。

1975年、結婚を間近に控えた豊(西島秀俊)は婚約者の光子(石田ゆり子)を東京に残し、1人で勤務する航空会社のバンコク支社に赴任していた。

そんな折、豊は同僚達との飲み会の席で出会った沓子(中山美穂)と体を重ねるようになり、彼女が暮らす高級ホテルのスイートルームに通うようになるのだが・・・

いや、えっと、なんていうか、フランスとか住んじゃうとこういうのをすんなりと受け止められるようになってしまうんですかねぇ。これって純愛とかそういうつもりで書いてるのでせうか。色々と自分にはついていけない価値観に溢れていたよぅ。

細かなところを見ても、VIP担当になってるとかってのも、なんか非現実的というか。そんなことってあり得るんですかねぇ。

仕事も恋も都合よく成就する展開は全体に男性作者が描いた都合の良いファンタジーという感じの1本で、これは普通に女性受け悪そうなんですけどどうなんですかね。西島秀俊のサービスカットを多くすることでその辺をごまかしてるという気がしないでもない。

ただ、映像は結構好きで、それぞれの場所や時代の空気感が画面からしっかり伝わってくるし、見せ場になる場面はちゃんと美しい映像でビシっと決めてくるので、とりあえずストーリーは完全に無視して映像だけ楽しむ映画と思えばそれなりには満足のできる作品なのかもしれません。

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2011年5月21日 (土)

映画「塔の上のラプンツェル」

塔の上のラプンツェル オリジナル・サウンドトラック

tangled

アメリカ

2010

2011年3月公開

劇場鑑賞

ディズニー好き、そして、グリム好き(さらに「ラプンツェル」1,2位を争うくらいに好き)には見逃すことのできない1本。

自分がインターネットを使い始めて間もないころにディズニーの新作の噂を英語圏のサイトで頻繁にチェックしていて、その時に「ラプンツェル」がリストにあがっているのを見て狂喜乱舞したのですが、それから10年以上の月日を経て、ついに、ついに、ついに、作品を見ることができそれだけでも大興奮なんですが、アラン・メンケンの音楽でミュージカルときた日には、盆と正月が同時にやってきたようなお祭り騒ぎなテンションで劇場鑑賞してきました。

ちなみに当時の予定ラインナップにはドン・キホーテなんかもあったんですが、そちらはいつの間にやら流れてしまったみたいですね。

現在絶賛ほぼ2ヶ月遅れにレビュー中なので、鑑賞は3月末。震災後初の映画鑑賞で、上映中にも何度か揺れてましたが中断することもなく無事最後まで鑑賞できました。(上映前に、万が一の時は途中で上映を止めるという注意があった。)

それでは、ストーリーの紹介から

マダム・ゴーテルは不老不死の秘薬である不思議な花の力で永遠の若さを保っていた。しかし、あるとき病気になったお妃様を救うためにその花がつまれてしまう。やがて、その後生まれた姫ラプンツェルに花の持つ不思議な力が宿っていることに気付いたマダム・ゴーテルは生まれたばかりの姫を連れ去ってしまい・・・。

それから18年後。

高い塔の上で外の世界を知らずに育ったラプンツェルは毎年自分の誕生日に空に見える不思議な光の正体を知るために外の世界へと行きたがっていた。

そんな折、彼女の暮らす塔に、王宮からティアラを盗み逃走中の大泥棒フリン・ライダーが迷い込んできて・・・。

グリム好きからしてみれば、「こんなのラプンツェルじゃねー!!」な気持ちでいっぱいですが、ディズニー好きからしてみれば、「待ってました童話系ミュージカル作品!」ってことでとーっても嬉しく、最終的にディズニーへの愛のほうが勝った為に満足度の高い1本でした。

3Dはあんまし好きじゃないんですけど、この作品のランタンの場面での3Dの使い方は本当に素晴らしくて、自分が本当にランタンの中にいるような気持ちになったのですが、「奥行き」の表現ではなくて「浮き上がらせる」表現を使った演出も心憎くて、「プリンセスと魔法のキス」みたいな2Dアニメの絵画的な美しさを愛する自分でも、このあまりの美しさにはため息が出てしまいました。こればっかりは映画館の大画面の3Dじゃなく味わえないですよねぇ。

グリムに喧嘩を売っているようにも思えるストーリーのほうも、ラプンツェル自身が悪役であるのことを母親として完全に信頼しているというのが新しいパターンになっていて、そのせいで、善と悪の対立にちょっとした複雑さが加わっていて、全て知っている我々観客のほうが変に心配をする場面が多かったですよね。

彼女、自分が必要だったこともあって、ラプンツェルをとても大切に育ていて、基本的に彼女の望むものも全て与えているんですよね。ラプンツェルの側も完全に彼女を信頼しているというのが、なんだかとても切なく、彼女が全てを知る瞬間に感じる恐ろしさは計り知れなったのではないかと。(この「気づき」の場面、もうちょい説得力があると良かったんだけどね。)

お気に入りの場面は上述のランタンの場面と、やっつけ仕事的に適当に歌を歌うラプンツェルの場面、あと、初めての外出でやたらめったら浮き沈みが激しいところですかねぇ。ラプンツェル、近くにいたらちょっと厄介だけど、ディズニーの姫としてはなかなかに個性的な子だったと思います。

動物キャラはいつもどおりに可愛くて、カメレオンのぬいぐるみが売ってたらうっかり買ってしまいそうです(笑)。そして、何気に馬が大活躍。

いや~、00年代に入り混迷を極めたディズニー映画が、「魔法にかけられて」と「プリンセスと魔法のキス」を経て、ついに古き良きディズニーに戻ってきた記念すべき作品と言っても過言ではないですね。(ちなみに「魔法にかけられて」では公園のシーンでステージにて「ラプンツェル」の劇が上演されているんですよ~。←マニアックなディズニー豆知識)

以下、ディズニー好きによる熱い感想に移りますのでご注意を。

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2011年5月 5日 (木)

映画「ナイト&デイ」

ナイト&デイ (エキサイティング・バージョン)ブルーレイ&DVDセット(初回生産限定) [Blu-ray]

knight and day

アメリカ

2010

2010年10月公開

ブルーレイ鑑賞

トム・クルーズとキャメロン・ディアスが共演すると聞いて、まさに豪華2大スター夢の共演だ!なんて思っていた作品。予告も面白そうだったのでかなり気になっていたんですが、結局劇場で見る機会を逃し、ブルーレイ鑑賞となり

「Night and Day」と巧くかけあわせた原題が面白いのですが、カタカナだと完全に「夜」のほうだと思ってしまいますよね・・・。

妹の結婚式の準備で田舎に戻っていたジューン(キャメロン・ディアス)はボストンへと戻る空港でぶつかってしまった男ロイ(トム・クルーズ)と機内で一緒になり、この出会いに胸をときめかせてしまう。しかし、ジューンがトイレへ行くと、機内にいた乗客と乗務員たちが一斉にロイを襲い始め・・・。

翌朝、自宅で目覚めたジューンのもとにCIAを名乗る男が訪れ、ロイが研究所からあるものを盗んだと聞かされるのだが・・・。

果たしてロイはヒーローなのか悪なのか、やがてジューンはロイと共に大きな事件に巻き込まれていく。

うーん、10年前のトムとキャメロンならもっと華やかな作品になったんだろうなぁという感じですねぇ。ビッグスターではあるけれど、この手の映画はもうちょい若いキャストのほうが爽快感があります。

ストーリーとしては特に目新しところはないものの、トムの正体に関して二転三転する展開も面白く、なかなか愉快なエンタメ映画でした。世界各地を飛び回って舞台が変化していくので、景色や街並みを楽しめる作品だったのが良かったですね~。

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2011年5月 4日 (水)

「フランク・オコナー短編集」

フランク・オコナー短篇集 (岩波文庫)

フランク・オコナー短編集

フランク・オコナー
(Frank O'Connor)

岩波文庫 2008. 9.

(original 1931-1955)

アイルランドの作家フランク・オコナーの短編集。

面白いという話をよく耳にしていたのですが、ずーっと「フラナリー・オコナー」と混同していて、以前読んだフラナリーさんの短編作品がちょい苦手だったこともあり勝手に敬遠していたのですが、よくよく御名前を見てみると、「フランク」ということで別人であることを認識、それならば、ということで読んでみました。

でもって読んでみたらこれが噂にたがわず面白い。今まで勝手に名前を勘違いして混同していたことを恥ずかしく思うくらいに良い短編集でした。普通に他の作品も読みたい。

アイルランドもの、結構当たりが多いなぁ。

そんなわけで以下気になった作品の感想を。

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