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2011年10月

2011年10月18日 (火)

映画「彼とわたしの漂流日記」

彼とわたしの漂流日記 [DVD]

김씨 표류기

彼とわたしの漂流日記

2009
韓国

2010年6月公開

DVD鑑賞

劇場公開時に予告を見て面白そうだなと思っていた作品です。かなりオススメの1本です。

ソウル中心部を流れる漢江に身投げしたキムは、川の真ん中にある無人島で目覚める。彼は再度自殺を試みるも思い直し、その無人島で暮らすようになる。

無人島の対岸にあるマンションに暮らす「わたし」は3年間実家にある自室に引きこもっていたが、あるとき部屋の窓から望遠鏡で自殺を試みるキムの姿を発見し、彼の無人島生活を観察し始める。

やがて、キムが砂浜に残したメッセージに答えるため、彼女は3年ぶりに外出をし、メッセージの入ったボトルを川に流すのだが・・・

都会の真ん中での無人島生活という発想が絶妙で、さらにそれがそのまま比喩するかのように引きこもりの生活をしている少女が青年に惹かれていくというのがなかなか面白い作品でした。

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2011年10月17日 (月)

映画「Queen Victoria 至上の恋」

 

Mrs Brown

イギリス

1997

1999年1月公開

TV録画鑑賞

英国好きとして長い間ずーっと気になっていながら未だ見ていなかった1本。レンタル店にない作品なので貴重なTV放送を録画してようやく観ることができました。

夫アルバート公の死後、長期の喪に服しすっかり公の場から退いてしまったヴィクトリア女王(ジュディ・デンチ)のもとに亡き夫にも仕えたジョン・ブラウン(ビリー・コノリー)が女王の馬の世話をするようになり、やがて女王はジョンに心を開いていくが、世間はそんな2人の関係をゴシップとして扱うようになり・・・

もともとはテレビ用に作られた作品ということですが、豪華なキャストの熱演のおかげで劇場映画としてしっかりと見応えのある作品になっていました。

映画の鑑賞順序としてエミリー・ブラントの「ヴィクトリア女王 世紀の愛」を先に観ていたので、アルバートの死に塞ぎ込む女王という冒頭の場面にすんなりと入ることができたのが良かったです(むしろ、こちらも『あぁ、あのアルバートが亡くなったのかぁ』とちょっとしんみり)。

 

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2011年10月16日 (日)

映画「グレッグのダメ日記」

グレッグのダメ日記 [DVD]

diary of a wimpy kid

アメリカ

2010

日本未公開

DVD鑑賞

以前原作本を大絶賛(こちら)した作品が映画化されアメリカをはじめ世界各地でヒットを飛ばしたのに、日本では原作の知名度がいまいちのためにDVDスルーとなってしまいました。

家族や友人たちとのイケてないエピソードを通して中学生グレッグ少年の日常を描く。

原作物の映画化としては十分すぎるくらいに合格だと思います。これだけの人気原作を映画にするのはかなりの勇気がいると思うけれど、そんなプレッシャーをはねのけて主人公を演じるサカリー・ゴードンがノビノビと楽しそうなのがとっても良いです。

いけてない中学生の日常をちびまる子ちゃん的に綴った原作をきれいにまとめて1本の映画に仕上げたなという印象ではあるんですが、基本的に原作の第1巻をベースにはしているけれど、オリジナルキャラが出てきたり、エピソードが微妙に改変されていたりで、結構違うところも多いなぁという印象です。

自分が原作で結構好きだったエピソードがことごとくカットされていたのが非常に残念。キャスティングなんかはバッチリだったので、このクオリティでの映画であれば是非映像で見たかったなぁ。

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2011年10月 5日 (水)

「きみのためのバラ」 池澤夏樹

きみのためのバラ (新潮文庫)

きみのためのバラ

池澤夏樹

新潮文庫 2010. 8.
(original 2007)

池澤夏樹氏の8つの短編を収録した短編集。かなりオススメの1冊です!!

東京、バリ、沖縄、南米、ヘルシンキ、パリ、メキシコなど世界各地を舞台にした短編が収録されていて、じんわりと心に染み入る話から、幻想的な物語までバラエティに富んだ内容で人と人との出会いを静かでに力強く描きだす作品で、非常に読み応えのある1冊でした。

以下特に気に入った作品の一言感想。

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2011年10月 2日 (日)

映画「奥さまは名探偵 パディントン発4時50分」

アガサ・クリスティー 奥さまは名探偵~パディトン発4時50分~ [DVD]

le crime est notre affaire

フランス

2008

日本未公開

DVD鑑賞

パスカル・トマ監督のフレンチなクリスティ映画第3弾は第1弾の「奥さまは名探偵」の続篇です。

このシリーズ、もはやミステリどうこうは結構どうでもよくて、フレンチなゆるい感じの雰囲気が醸し出すユーモラスなクリスティの世界が割とツボですっかりファンになってしまってます。

で、この作品なんですが、そもそも「奥さまは名探偵」って「おしどり探偵」が原作のはずなのに「パディントン発」はマープルな上に、舞台をフランスに変更してるから「パディントン」でもないという・・・。まぁ、「パディントン発」をタイトルにしてるのは邦題なので、オリジナルは全然関係ない部分なのですが。

ちなみに第3弾でついに劇場未公開になってしまったシリーズですが、3つの中ではこれが1番面白いですよ!

さてさてストーリーは・・・

プリュダンス(カトリーヌ・フロ)は警察を引退した夫ベリゼール(アンドレ・デュソリエ)との暮らしに退屈をしていたところに、訪ねてきた叔母から列車内で殺人を目撃したと聞き、大興奮。夫が長期で留守にするのを良いことに、事件に関与していそうな屋敷を発見し、家政婦として潜入し、勝手に捜査を始めてしまうのだが・・・

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