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2011年10月17日 (月)

映画「Queen Victoria 至上の恋」

 

Mrs Brown

イギリス

1997

1999年1月公開

TV録画鑑賞

英国好きとして長い間ずーっと気になっていながら未だ見ていなかった1本。レンタル店にない作品なので貴重なTV放送を録画してようやく観ることができました。

夫アルバート公の死後、長期の喪に服しすっかり公の場から退いてしまったヴィクトリア女王(ジュディ・デンチ)のもとに亡き夫にも仕えたジョン・ブラウン(ビリー・コノリー)が女王の馬の世話をするようになり、やがて女王はジョンに心を開いていくが、世間はそんな2人の関係をゴシップとして扱うようになり・・・

もともとはテレビ用に作られた作品ということですが、豪華なキャストの熱演のおかげで劇場映画としてしっかりと見応えのある作品になっていました。

映画の鑑賞順序としてエミリー・ブラントの「ヴィクトリア女王 世紀の愛」を先に観ていたので、アルバートの死に塞ぎ込む女王という冒頭の場面にすんなりと入ることができたのが良かったです(むしろ、こちらも『あぁ、あのアルバートが亡くなったのかぁ』とちょっとしんみり)。

 

ジョン・ブラウンと女王の恋愛が中心のようなサブタイトルがついているけれど、女王たちを取り巻く政治的な面もしっかりと描かれていて、結構見どころたっぷりに面白く観ることができました。

この映画の魅力は何と言ってもジュディ・デンチの見事な演技力を存分に堪能できるという点に尽きるのですが(彼女の演じる恋する乙女はいつも素敵すぎる)、同じくらいにビリー・コノリーがとても良いです。存在感たっぷりでヴィクトリア女王が心を開き信頼を寄せていくのに十分すぎるほどの説得力がありました。

そして、一瞬誰だか気づかなかったジェラルド・バトラー。まさかこんなところでお目にかかれるとは。スコットランド人だもんね。

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