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2012年1月

2012年1月31日 (火)

映画「阪急電車 片道15分の奇跡」

阪急電車 片道15分の奇跡 [DVD]

阪急電車 片道15分の奇跡

日本

2011

2011年4月公開

DVD鑑賞

原作小説を読んだときに阪急電車がどのようなところを走っているのかとても気になったので、実際にその風景を見られるのが非常に嬉しい映画化。

阪急電車を舞台に、それぞれに悩み事を抱える乗客たちが互いに触れ合い新しい一歩を踏み出す姿を描き出す。

やっぱりこの物語は実際の阪急電車や沿線の風景、駅の雰囲気を見ることができると面白さがぐっと増しますね。映画の映像を踏まえたうえでまた原作を読んでみたいなぁ。

連作短編の形を取っていた原作を時系列でまとめなおすことで巧く長編にまとめていたのですが、冒頭で一気に人物紹介がなされるので、原作未読だと登場人物を把握するのがちょっと大変かもしれませんねぇ。

物語は基本的に原作に忠実なのですが、とーーーーっても残念なことがありました。

原作で一番好きだったエピソードがまるまるカットされてました・・・。

しかしエンドロールのときにそのエピソードで登場する「生」の文字が映されていたので、撮影はしたけどカットしたのかなぁと思っていたのですが、どうやら映画とは別にドラマとして制作されていたらしいですね。残念。

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2012年1月24日 (火)

「ブラック・ジャック・キッド」久保寺健彦

ブラック・ジャック・キッド (新潮文庫)  

ブラック・ジャック・キッド

久保寺健彦

新潮文庫 2011. 5.
(original 2007)

手塚治虫の「ブラック・ジャック」を題材にとって日本ファンタジーノベル大賞で優秀賞を受賞した作品ということでちょっと気になって読んでみました。

主人公の織田和也は手塚治虫のブラック・ジャックを愛しすぎるあまり、自分自身がBJになろうと、服装や髪形を真似、メス投げの練習に励み、患者となるものを求めて近所を彷徨っていた。

そんなとき両親が離婚し、転校することになった彼は、変わり者としてクラスからイジメを受けるようになり・・・。

うーん、「ファンタジーノベル大賞」ってファンタジーの定義が謎な作品が結構ありますが、これもファンタジー的な要素がゼロではないけれど、少なくとも自分はファンタジーとは感じられなかったかなぁ。この作品は現実の厳しさを結構正面からとらえてその中での少年の成長を描いていると思うし。

1人の少年の成長物語としては結構面白いのだけれど、いくつかのエピソードがどれも雰囲気が異なることもあって、細切れな印象が強くて、長編を読んでいるというよりかは、「母と子の物語」、「転校生と不思議な少女の物語」、「新しい友人と学芸会」、「クリスマス」と連作短編のように感じられてしまったのがちょっと残念。

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2012年1月22日 (日)

映画「善き人」

Good

イギリス・ドイツ

2008

2012年1月公開

劇場鑑賞

2012年の劇場鑑賞1本目。とても良い映画なのに上映している劇場の数が少ないのが非常にもったいない。

舞台は第2次大戦中のドイツ。大学で教鞭をとるジョン(ヴィゴ・モーテンセン)はあるときナチスから呼び出され、かつて書いた安楽死に関する小説をヒトラーが気に入ったため、「人道的な死」に関する論文を書くよう依頼される。立場上断ることもできず、ユダヤ人の親友モーリスへの後ろめたさを感じつつ、ジョンは最終的にナチスへ入党することになってしまう。

やがてジョンは妻子を捨て、同居していた老いた母を故郷へと帰らせて、愛人との生活を始める。そんな中、ナチスによるユダヤ人への迫害が加熱していき・・・。

地味ではあるのですが、無駄のない脚本で、ヴィゴ・モーテンセンの見事な演技がストーリーに説得力を持たせていて、見応えのある作品でした。

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映画「ランジェ公爵夫人」

ランジェ公爵夫人 [DVD]
NE TOUCHEZ PAS LA HACHE

フランス・イタリア

2007

2008年4月公開

DVD鑑賞

2012年の元旦に鑑賞。今思うと、なぜこれを年初めの1本に選んだんだろう・・・。

バルザックの同タイトル小説の映画化です。

舞台は19世紀初頭、スペインの修道院を訪れたナポレオン軍の英雄モンリヴォーは、そこで長年探していた女性と思いがけず再会する。

5年前、将軍モンリヴォーは舞踏会で出会ったランジェ侯爵夫人に心惹かれ、話を聞かせて欲しいからと将軍を毎晩自宅へと呼ぶようになる。しかし将軍が彼女への熱い思いを募らせていく一方で、夫人は様々な理由をつけ深い関係になることを拒み続けるのだが・・・。

物語はもともとが古典的な文芸作品なので、現代の価値観で見てしまうと何が何やらという感じがちょいと強め。

でもって、ジャック・リヴェット監督が当時80歳直前という年齢で作品を作っているんですが、なんか映画自体もちょいと古典的な雰囲気が強かったです。絵画的な映像や衣装は美しいし、物語もつまらなくはないんだけど、ちょいと退屈だったんですよねぇ。

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2011年いろいろ大賞(映画編)

2011年のまとめ記事、映画編。

今年は映画の鑑賞数が過去10年で最低ということもあり、レビューが遅れているだけでなく、そもそもの鑑賞自体がほとんどできなかったので、いつものようにランキングにすることはせず、印象的だった作品をいくつか挙げるという形にしたいと思います。

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2012年1月15日 (日)

2011年いろいろ大賞(書籍編)

2011年のまとめ記事、書籍編です。

書籍編はランキング形式でいこうと思います。

今年も昨年にひきつづき、長距離通勤のおかげで、忙しいながらも割と良いペースで趣味の読書も楽しめたと思います。

いつもはレビューを書かない、エッセイや漫画の話も交えつつ、2011年の読書生活をふりかえってみます。

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2012年1月 5日 (木)

2011年いろいろ大賞(その他部門)

2011年はすっかりブログの更新が滞ってしまって、まとめ記事をする前にそもそものレビュー記事が未だ夏頃に鑑賞したところなのですが、とりあえずの毎年恒例の2011年の色々大賞、その他部門です。

ただし、今年は変則的にランキング形式はやめて、印象に残った作品を列挙するという形にしたいと思います。

その他部門では、舞台や、いつもはレビューの対象にしていないTVドラマやゲームなどについて2011年を振り返っていきます。

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2012年1月 2日 (月)

HAPPY NEW YEAR 2012

昨年はブログの更新が滞りまくってしまい大変申し訳なかったですが、それにも関わらず多くの方に訪れていただきまして本当にありがとうございました。

本年は少しペースを戻していこうと思っておりますので、どうぞよろしくお願いいたします。

2011年のまとめ記事は今週中には書こうと思っています。

あと、滞っている記事を順番に書いているという現在の状況を打破すべく、今年鑑賞したものに関しては随時更新をするようにして、たまっている記事も時間を見てアップしていくようにしようかなと。

とりあえず新年の挨拶でした~。

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