映画「アンノウン」
unknown アメリカ・ドイツ 2011 2011年5月公開 DVD鑑賞 |
こういう設定の作品、結構好きなんですよね。多くの場合、「なーんだ」で終わることが多いのは分かっているのですが、SFなのかサスペンスなのかハラハラしながら、ついつい観てしまいます。
アメリカの植物学者マーティン・ハリス(リーアム・ニーソン)は学会に参加するため妻のエリザベスと共にベルリンへとやってくる。ホテルで空港に忘れ物をしたことに気付いたマーティンは妻をホテルに残し1人タクシーで空港へと戻るがその途中事故にあってしまう。
4日後、病院で目を覚ましたマーティンが学会会場のホテルへと向かうと、そこには自分を名乗る別人がおり、エリザベスにも自分のことを知らないと言われてしまう。マーティンは事故を起こしたタクシーの運転手ジーナ(ダイアン・クルーガー)の助けを得ながら、不可解な出来事の真相を突き止めようとするのだが・・・
あー、20分くらいしたところで真相の主な部分が全部分かってしまいました・・・。伏線にしてはちょっとヒント出しすぎだったよね。それでも適度にハラハラして楽しませていただいたので、この手の作品としてはオチ頼みというわけでもなく結構面白かったのではないでしょうか。
移民とか東西冷戦とかドイツならではのネタが丁度良いアクセントになっていたけれど、この辺りをもう少し踏み込んだらもう少し深みのある映画になったのかなぁ。
てかさ、そんなにあっさり善人になってしまうものなのか!?という最大のツッコミどころが最後まで気になってしまったけど、トンデモ系の真相じゃなくて、ちゃんと納得のいく説明で謎が明かされるのでスッキリとした気持ちで観終われるのは良かったです。
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