映画「しあわせの雨傘」
potiche フランス 2010 2011年1月公開 DVD鑑賞 |
カトリーヌ・ドヌーヴとフランソワ・オゾンという組み合わせにひかれて観てみました。
主人公スザンヌ(カトリーヌ・ドヌーヴ)は雨傘工場を経営する夫のロベール(ファブリス・ルキーニ)と結婚して30年、ジョギングとポエムを楽しむ優雅な日々を送っていた。
そんなあるとき、ストライキを起こした労働者たちに夫が監禁され、スザンヌはかつて情事を交わしたことのある市長モリス(ジェラール・ド・パルデュー)に頼み事態を収拾するが、ロベールは事件のショックで倒れてしまう。働けなくなったロベールに代わりスザンヌは子供たちの手を借りて傘工場の再建に挑むのだが・・・
ただひたすらにカトリーヌ・ドヌーヴを愛でるための映画でしたね~。衣装も様々だし、キュートなシーンも凛とするシーンもあって、さらには歌まで歌ってくれちゃってサービス満点。
意外に扱ってる題材が社会派で単にお気楽主婦が一念発起みたいな作品になっていないのは面白いのだけれど、思っていたよりもコメディ要素も少なめで、割と普通に一人の女性が新しい道を進んでいく姿をしっかりと描く展開だったので意外性があったのだけれど、最終的に彼女が社長にとどまらずもっと高いところを目指していく展開には驚かされました。
邦題は傘つながりでシェルブール風に「~の雨傘」としたのだろうけど、結局彼女は傘以上のものを目指そうとするし、ちょっと取ってつけたような感じがしてもう一工夫して欲しかったかなぁとか思ってみたり。
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