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2013年1月 6日 (日)

映画「ジェーン・エア」

ジェーン・エア [DVD]

Jane Eyre

英・米

2011

2012年6月公開

DVD鑑賞

原作は未読、ゼッフィレッリ監督の映画版をかなり前に見たことがあるのだけれど、内容はほとんど覚えていなくて、主人公が荒れ果てた館の前で立ち尽くしている場面の印象だけがやたらと強く残っています。

そんなわけで、とても新鮮な気持ちで見始めたのだけれど、おぼろげに終盤で明らかになるネタバレの内容が分かったりしたので、記憶の片隅に残っていたみたいです。

ある雨の夜、牧師兄妹は家の前で倒れる一人の女性ジェーン・エア(ミア・ワシコウスカ)を助ける。

幼いころ両親を亡くし、義伯母のもとで育てられたジェーンは、その後寄宿学校での辛い経験を経て家庭教師としてロチェスター氏(マイケル・ファスベンダー)の館で家庭教師の職を得る。やがて長く不在にしていたロチェスター氏が帰宅し、彼は身分の違いを越えてジェーンに惹かれるようになるのだが・・・。

英国文芸映画は風景やお屋敷を観ているだけで幸せなのですが、この映画もその例に違わず、英国をたっぷりと満喫できました。ただ、お屋敷の映像にも華やかさがあまりなくて、物語同様に全体に落ち着いたトーンの映像が続くので、キャスティングも含めて、全体に地味な印象があったかなぁ。

物語は名作だし、面白かったのですが、ロチェスター氏が最初に登場した時にあまり印象の良い人物として描かれていないのだけれど、その後、ジェーンが彼に惹かれるようになる過程の描き方が薄かったので、クライマックスに向けての流れにどうも入り込むことができなかったのだよね。どちらかというと中盤はミステリ風の展開になるので、秘密を持つ怪しい男みたいな感じだったし。

ジェーンとロチェスターが主役なのにちょっと地味なのだけれど(英国人じゃないし)、ロチェスター氏の家政婦頭がジュディ・デンチだったり、ジェーンを助ける牧師がジェイミー・ベルだったり(すっかり大人になってる!)、脇役で英国映画好きには嬉しいキャスティングが揃っているのは嬉しいですね~。

2時間で描くのは大変だったのか、物語がすごい勢いで進んで行って、かなりカットされている箇所があるんだろうなというのが感じられてしまったので、これはやっぱりちゃんと原作を読んでみたい。ブロンテ姉妹、「嵐が丘」のほうは読んでるんだけどね。

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