映画「LOOPER/ルーパー」
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LOOPER/ルーパー 米 中 2012 2013年1月公開 劇場鑑賞 |
時間モノのSFが結構好きなこともあって楽しみにしていた1本です。
ジョセフ・シモンズ(ジョゼフ・ゴードン=レヴィット)は未来の組織から依頼を受け、指定された時間と場所に送られてくる未来世界の標的をその場で抹殺する「ルーパー」と呼ばれる殺し屋をしている。そんなあるとき、彼は標的として現れた30年後の自分(ブルース・ウィリス)を取り逃してしまい、そのことが原因で組織から追われるようになってしまう。一方、30年後のジョセフは未来世界を牛耳る「レインメーカー」と呼ばれる犯罪王になる幼い少年を探していて・・・。
未来の自分が殺しのターゲットくらいの予備知識で見たのですが、蓋を開けてみれば、未来の犯罪者を幼いうちに殺そうとする物語がからんでくるターミネーターのような物語でした。
この話、タイムトラベルが実現するという以外に、人類の何割かが、モノを浮かすことができる簡単な超能力を持つようになったという設定があって、最終的に時間モノSFに超能力がからんでくるエンタメ映画のお子様ランチみたいな盛りだくさんの内容。超能力設定は別にいらないのではないかと思って観てたんですけど、ちゃんとそれが上手く最後にうまく生かされていて、終盤はかなり楽しめたように思います。
途中で現代の主人公から、未来の主人公視点に切り替わる場面があるのだけれど、そこのつなぎ部分がちょいと雑で、夢なんだか、パラレルワールドになったんだか、時間が巻戻ったんだか、よく分からない感じで、しかもそのまま物語が進んでしまうので、状況を理解するまでに少し時間がかかってしまったのがちょい残念。
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