映画「リンカーン弁護士」
the lincoln lawyer アメリカ 2011 2012年7月公開 DVD鑑賞 |
法廷ものとしては久々に良い評判を沢山聞いた作品です。
主人公ミック・ハラー(マシュー・マコノヒー)は愛車リンカーンの後部座席を事務所代わりに、ときには汚い手段をも厭わないやり方で敏腕弁護士として活躍していた。
あるとき、ミックは殺人の容疑をかけられている資産家の青年ルイス(ライアン・フィリップ)の弁護を引き受けるが、事件の真相を調べていくうちに衝撃の事実が発覚し・・・。
前評判がかなり高かったので期待しすぎてしまったのかもしれませんが、思ったほど楽しむことができませんでした。
まず、肝心のリンカーンをオフィスに仕事をしてる場面がほとんど描かれないのでタイトルの意味が分かりづらい。あと、冒頭がごちゃごちゃしてて、とにかく何が起きているのかが分かりづらかったです。本編に入る前に、もう少し「リンカーン弁護士」としての働きっぷりを見せながらの分かりやすい導入があったら入り込みやすかったかなぁと。
ただ、メインのストーリーに入ってからは、真実がなんだったのかという謎ときだけでなく、予期せず主人公が追い込まれていく心理戦的な面白さがあって、そういう点では、こういうジャンルの作品としてはなかなかの快作だったように思います。
それだけに冒頭のつかみの悪さが余計に気になってしまったかなぁ。
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